ポイント!
- 動画を公開すると、チャンネル登録者には優先的に表示されます
- 視聴者の生活リズムをイメージしながら、公開時間を設定しましょう
- 公開直後から1週間は、露出頻度が高まるのでチャンスです
どうもー!トールです(@tooru_medemi)
YouTubeに動画投稿していると「再生回数がバズる時間ってあるのかな」って、ふと疑問に感じることがありました。たとえば、以下のような感じの予想をしてみたり。
- 視聴者が多い夜に投稿するの?
- ライバルが少ない朝かいいの?
- 週末は投稿しないほうがいい?
わたし自身、いろんなチャンネルを使って動画を投稿する「時間帯」や「曜日」について検証してきました。
わたしの「YouTube歴」2022.8 現在
- YouTube活動:約6年
- 運営チャンネル総数:これまでに10以上
- 動画投稿本数:1,000本以上
- 愛用編集ソフト:Wondershare Filmora
- 愛用画像作成ツール:Canva Pro
そこで今回は、その検証結果も踏まえながら「動画を投稿するベストなタイミング」について、わたしなりの考えをお伝えしようと思います。
その前に一つだけ言っておきたいのは、YouTubeに動画を投稿する「時間帯」を考えるポイントとして、スマホユーザーを意識することはとても重要です。ショート動画を投稿するときはもちろん。
- いつスマホを見るのか?
- どこでスマホを見るのか?
- どれくらいスマホを見るのか?
こういったことをもイメージしながら動画を投稿していけば、自分のチャンネルにとってベストな時間帯が掴めるようになります。
また、YouTubeで動画を見てもらうためには「サムネイル」の出来は大きく左右します。せっかくベストな時間に投稿していても、面白そうじゃないサムネイルだとクリックされないので。
そんなこと言われても「サムネ作りって苦手だし」という人は、テンプレもたくさん用意されている「Canva Pro」を使ってみるのもあり。ブラウザ上でサクサク自由にサムネが作れるので、個人的にはおすすめ画像作成ツールです。
動画やショート動画をあげるベストな時間帯はいつか?
結論から言いますと、YouTubeの投稿時間で「この時間帯なら間違いない」という法則みたいなものはありません。というのも、チャンネルによって視聴者層が異なるから。これはショート動画でも同じ。
つまり、チャンネルに登録していたり、いつも動画を見てくれている人が、どのような視聴者層なのかによって「ベストな投稿時間」は変わっていきます。
たとえば、以下のような感じで。
視聴者層と投稿時間の例
- サラリーマンが多ければ平日18〜20時
- 主婦やママさんが多ければ平日10〜15時
- 小学生が多ければ平日15〜17時、休日19〜21時
ざっくりと視聴者層をイメージしたときの投稿時間例です。もっと細かく視聴者層を分析したり、ターゲッティングしたりすれば、より具体的な投稿時間が見えてきます。
もしも、まだ駆け出しのチャンネルであれば、ライバルと同じ時間帯に投稿していたら埋もれてしまうことに。こういったときはあえて時間帯を変えるのもあり。
だからこそ、自分の動画にとってベストな投稿時間を知るために、次のことは欠かせません。
- しっかり戦略を決める
- データを見て検証する
- つねに改善をしていく
それでは次に、ベストな投稿時間を探すために使える「4つのポイント」について解説していきます。
これらの「4つのポイント」が、動画を公開するときに意識しておきたい点です。
動画投稿するとき意識したい4つのポイント
自分のチャンネルにとって「ベストな投稿時間」を見つけるためにも、自分の動画をバズらせるためにも、これから紹介する4つのポイントを意識しておきましょう。
動画投稿で意識しておきたいポイント
- ターゲットを想像する
- あえて時間帯をズラす
- SNSなどを活用する
- 定期的に投稿する
それでは、それぞれのポイントについて詳しく解説していきます。
ターゲットにしている視聴者を想像する(ポイント①)
初心者がよく犯す間違いとして、動画やチャンネルの内容に関わらず「平日のゴールデンタイム18〜21時」に投稿してしまうこと。ここは超激戦区なので、初心者が攻略するには高い壁です。
だからまず、チャンネルや動画がターゲットにしている視聴者の「生活リズム」を、できるだけ詳しく想像してみてください。
たとえば、わたし運営しているチャンネルの1つは、20代~40代が視聴者の中心なんですが、平日の夜になると視聴回数が増えてきます。週末は再生数が伸びません。
こんな視聴者行動をイメージ
- 学校や会社から帰ってくるときにYouTubeを見る
- 夜ご飯を食べ終えて、ほっと一息ついてYouTubeを見る
- 寝る前にベッドの中でYouTubeを見る
- 週末の夜や休日には、あまりYouTubeを見ない
- YouTubeのヘビーユーザーではない
ただ、幸か不幸か、週末や連休であっても「台風」や「大雪」など、超悪天候のときは再生回数がグッと伸びます(家に居るしかないから?)。
以下にように、まずは簡単でもいいのでターゲットにしている視聴者がYouTubeを見そうな時間帯をイメージしてみましょう。
- 小中学生:夕食前に見る子も多いだろう
- 高校生や大学生:夜または寝る前などに見る人が多いだろう。通学時間にも
- 社会人:独身なら夜や深夜に見られることが多いだろう。既婚者なら深夜とか早朝、通勤時間も
- 主婦:平日の10〜15時くらいに見る人が多いだろう。夜21時以降も
- ママさん:赤ちゃんが昼寝をしている12〜15時くらいに見る人が多いだろう
あくまでもこれは一例ですが、こんな感じで視聴者の生活リズムをイメージすると動画を投稿する時間帯が決めやすいです。
あとは、アナリティクスでデータを確認したり、テストと検証を繰り返したりして、再生回数が伸びやすい時間帯を見つけていきましょう。
あえて違う時間帯に投稿する(ポイント②)
先ほどは、ターゲットにした視聴者が「YouTubeを見そうな時間帯」に動画を投稿しましょうとお伝えしました。しかし、わたしは「あえて逆のこと」をすることがあります。
目的は「新規開拓」をするため。あとはライバル動画に埋もれたくないという戦略的な考えも。
たとえば、次の条件が揃ったときにテストしてみる価値はあります。
- 不特定多数にウケそうな内容
- 視聴者の年齢層が変化してきた
- ライバルが多くて再生数が伸びない
- 狙いたい視聴者層のイメージができた etc
こういうときは、あえて今まで狙ってきた時間帯ではないタイミングで投稿するのもあり。わたしも時々この方法を使ったりしています。
新規開拓(新しい視聴者)を狙ってみた
チャンネル登録者も増えてきたタイミングで、動画の投稿時間を「夜」から「朝」に切り替えてみました。これは、朝の通学・通勤時間帯に視聴するユーザーを狙った戦略です。
数週間だけ「朝5時」に公開を続けましたが、おかげさまでチャンネル登録者を増やすことができました。
- 早朝にYouTubeを見る視聴者が登録してくれた
- 今までの視聴者は引き続き夜間帯に見てくれた
ざっくりとした感じですが、結果としては効果があったと思います。
たとえば、普段は平日しか動画を投稿していなくても、悪天候が予想される週末に「あえて狙って投稿してみる」のも面白いかもしれません。
SNS、ブログを活用する(ポイント③)
YouTubeに動画を投稿してから「24~48時間」は、とくに露出されやすくなっています。このタイミングでSNSやブログを使ってどんどん拡散しつつ、一気に再生回数を伸ばしましょう。
もし以下のような媒体を使っているなら、積極的に使っていきましょう。
- Tiktok
- LINE
- ブログ
- ホームページ
また、動画の投稿と同時に一気に拡散させるのもありですし、以下のように時間帯を変えながら拡散するのもありです。
- 夜に動画を公開する
- 朝にSNSでシェアする
- 昼にブログで紹介する
SNSで拡散するときは、ひと工夫するとより効果的。
LINEでシェアする方法と注意点
使っていない人を探すほうが難しいくらい「LINEのユーザー数は圧倒的に多い」ので、ぜひこちらでもシェアしましょう。
また、LINEをで拡散するときは「個人情報」や「プライバシーの配慮」には注意をしてください。
- 個人アカウントでタイムラインに投稿
- 公式アカウントで友だちに配信
- 公式アカウントでタイムラインに投稿
LINEでシェアするコツを『LINEでYouTube動画を送る方法!URL貼り付けか共有するだけ』で解説しているので、よければ参考にしてください。
Twitterでシェアする方法とポイント
Twitterでシェアするときも、スマホユーザーを意識しましょう。
動画のURLを貼ってツイートするだけなんですが、スマホで見るとサムネイルが表示されません(PCから見ると表示される)。
なので、以下のような工夫をするといいです。
- 動画のURLを貼る
- クリックしたくなる文章を書く
- サムネイル画像か動画を貼る
- 狙った時間帯にツイートする
Twitterでシェアするコツを『TwitterでYouTubeの動画を拡散する方法!ツイートに埋め込むときの注意点【徹底解説】』で解説しているので、よければ参考にしてください。
Facebookでシェアする方法とポイント
Facebookでシェアするときのポイントは、以下の2つです。
- クリックしたくなる投稿文を書く
- ストーリーズにも投稿する
たったこの2つを意識するだけで、YouTubeへのアクセスは増えていきます。作業の流れとしては、次のようにやるといいです。
- 動画のURLを貼る
- クリックしなくなる投稿文を書く
- 投稿とストーリーズでシェア
Facebookでシェアするコツを『FacebookにYouTube動画を「埋め込む(貼り付ける)」方法!シェア(共有)する秘訣も』で解説しているので、よければ参考にしてください。
ブログの記事に貼る方法とメリット
ブログの記事に動画を貼っておくメリットは、動画が古くなっても「再生され続ける」ことです。
しかも、記事にアクセスがあればあるほど、それに比例して動画の再生回数も増えていきます。コツは以下の感じ。
- 記事に動画のURLを貼る
- 文章の流れの中で動画を紹介する
- 再生開始の時間を設定する(必要に応じて)
ブログに動画を貼るときのコツを『超便利!ブログへYouTube動画を貼り付ける(載せる)方法』で解説しているので、よければ参考にしてください。
定期的に動画を投稿し続ける(ポイント④)
たとえ動画の投稿時間を決めても、定期的に動画をあげ続けないと効果がありません。というのも、チャンネルに登録してくれていても、毎回のように動画を見てくれるとは限らないから。
だから、長期的な目線も踏まえつつ、以下のような戦略をとっていくといいです。
- 定期的に動画を投稿する
- 視聴者が動画を見つけやすい
- 信頼関係が構築されやすくなる
結局のところ、動画の投稿をサボると「チャンネル登録者は多いけど再生回数は少ない」という、見るも無残なチャンネルになってしまいます。チャンネル登録者1万人だけど、動画の再生回数は10回、100回とか・・・。
動画を投稿して一週間は露出されやすい
YouTubeでは公開した動画が、新着動画として「1週間」は露出されやすくなっています。もちろん、公開する日時も大切なんですが、この新着期間である1週間に、何をするかが重要です。
「YouTubeアナリティクス」でデータを見ながら、以下のような改善策を図っていきましょう。
- タイトルを変更する
- サムネイルを変更する
- 説明文を付け加える
- タグを変更する
これらはすぐにできますから、動画を公開したら放ったらかしにせず、何度も見直してみてください。
とくに、サムネイルの変更はバズらせるきっかけにもなるポイントで、それだけサムネイルの出来は「動画のクリック率」にも大きく関与しています。
サムネイル作りがどうしても苦手だという人は、冒頭でも紹介した「Canva Pro」を使ってみてください。テンプレをカスタマイズすることもできるから、簡単にサムネが作れます。
「Canva」で作れる画像
- サムネイル
- チャンネルバナー
- チャンネルアイコン
- Instagram投稿画像
- Facebook投稿画像
- ブログのアイキャッチ画像 etc
また、YouTubeでチェックしておきたい必要最低限のデータについて『YouTubeアナリティクスの見方を覚えて再生回数が伸びる動画を作ろう!【3要素のみ】』で解説しています。
便利な機能「公開予約」をせっかくだから活用しよう!
YouTubeには「公開予約(スケジュール設定)」という機能があって、動画をアップロードするときに「公開日時」の設定が可能です(せっかくだから、この便利な機能を使いましょう)。
ちなみに、動画を公開した直後には「チャンネル登録者へ優先的」に動画が表示され、新着動画をお知らせする「通知」も、チャンネル登録者や、あなたの動画に興味・関心がある視聴者へ届きます。
チャンネルの登録者が、夕方~夜にかけて利用するユーザーだったら
- 動画を深夜に公開してしまうのは、少々もったいない
- 動画を投稿するのが深夜になってしまったのなら、翌日の夕方~夜の時間帯に、公開予約を設定すればいい
この「公開予約(スケジュール設定)」の機能を利用すれば、余裕をもって動画を編集することができます。
動画を投稿して、公開予約をする方法
さあ、それでは公開予約の設定方法です。
- 公開設定で「スケジュールを設定」にチェック
- 「日付」と「時間」を設定(①)※ 時間は「15分」刻み
- 「スケジュールを設定」をクリック(②)
- 「公開」をクリック
設定作業はたったこれだけです。
こんなにも簡単に設定できますから、ぜひ「公開予約」機能を使ってみましょう。
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