YouTube動画は縦横どっち向きがいい?スマホ縦撮り横撮りを使い分けるポイント!

ポイント!
- スマホで動画撮影するとき「縦向き」か「横向き」かで悩むことがあります。
- YouTubeに投稿する動画なら「目的」に応じて縦横を使い分けるといいです。
- スマホで撮影するときは「録画ボタンを押すとき」のスマホの向きに注意しましょう。
今回のテーマは『YouTube動画をスマホで撮影するとき「縦向き・横向き」どっちがいい?』について!TOORU
どうもー!トールです(@tooru_medemi)
スマホで動画撮影するとき「縦向き」か「横向き」か、どっちで撮影しようか悩むことがよくありました。
結論から言うと、やはり「目的によって使い分ける」ことがポイントです。
- SNSの投稿用なのか
- YouTubeの投稿用なのか
- 被写体だけを見せたいのか
- 周りの風景も含めたいのか etc
なにを目的にしてどういった動画を撮りたいのかによって、縦向きか横向きかを変える必要があります。
もちろん、YouTubeやSNSに投稿する目的なら、その動画を見る人たちが「スマホユーザー」なのか「パソコンユーザー」なのかでも、撮り方を変えなければなりません。
- スマホと縦向き動画は相性がいい
- パソコンと横向き動画は相性がいい
たとえば、YouTubeに「縦向き動画」を投稿するなら、スマホユーザーの視聴者が多くないと意味がないです。
一方で、スマホユーザーに対してなら「どんな動画でも縦向きにすればいい」というわけでもありません。
ということで今回は、縦向き動画と横向き動画の使い分け方や、スマホで撮影するときの注意点などについて解説していきます。
スマホで撮影するときの注意点(なぜ縦横が反対になるのか?)
スマホを横向きにして撮影したはずが、見返してみたら縦向きになってた・・・。
こんな経験をしてしまったことありませんか(逆もまた然り)。
こうした失敗っていうのは「録画ボタンを押したとき」のスマホの向きと関係があるんです。
- スマホを縦にして録画ボタンを押す
- スマホを横にして録画ボタンを押す
つまり「録画ボタンを押したときのスマホの向き」で、撮影した動画が縦向きか横向きになるかが決まります。
たとえば、スマホを縦にしたままで録画ボタンを押して、それからスマホを横向きにしても縦向き動画になってしまうんです。
ですから、撮影したい向きにスマホを合わせてから、録画ボタンを押すようにしましょう!
- スマホの向きを決める(縦か横か)
- 動画の録画ボタンをタップする
スマホを手で持ちながら撮影するときは意外と忘れやすいので、この順番を覚えておくといいです。
あとは以下のことを意識しておくと、スマホでも上手に動画が撮れます。
スマホで動画撮影するコツ
- スマホを動かしすぎない
- 三脚や自撮り棒を使う
- 逆光や明るさに注意する etc
『スマホでプロっぽい動画を撮影する4つのコツ【高価なカメラはいらなかった】』でも解説していますが、人物を撮影するときは「大きさ」とか「音声」もポイントになります。
「縦撮り」か?「横撮り」か?目的に応じて使い分ける
冒頭でも触れましたが、スマホを「縦向きで撮影」するか「横向きで撮影」するかは、その動画を「撮影する目的」によって変えましょう。
わたしの場合は、以下のような感じで使い分けています。
「縦撮り」を優先するとき
- SNSに投稿するとき
- 被写体の動きが少ないとき
- 被写体だけをしっかり映したいとき etc
「横撮り」を優先するとき
- YouTubeに投稿するとき
- 被写体だけでなく周囲も映したいとき
- 風景などを大きな構図で撮影したいとき etc
これはあくまでも「わたし自身の目安」なので、参考程度にしてもらえれば幸いです。
ですので、縦撮り動画と横撮り動画、それぞれのメリットを押さえておくと判断しやすくなると思います。
それぞれの特徴を踏まえながら、目的に応じて動画の向きを決めていきましょう。
縦撮り動画のメリット
- SNSのタイムラインで大きく表示される
- スマホの向きを変えずに見ることができる
- 被写体に集中して見てもらえる
- 背景を気にせず撮影できる
- スマホ視聴者に向いている
横撮り動画のメリット
- パソコンやタブレット、テレビでの視聴に適している
- 背景なども含め広い構図で撮影できる
- 違和感がない
- ダイナミックな映像が撮影できる
- パソコン視聴者に向いている
YouTubeに投稿する動画を撮影するときは、スマホで見る視聴者が多いのかパソコンで見る視聴者が多いのか、これによって判断するのもいいです。
とにかく、動画の目的によって「使い分ける」ことが大切。
YouTubeでは縦撮りと横撮りを使い分けよう
YouTubeの画面サイズ比は「16:9」で、横向きで撮影した動画だとスマホでは全画面表示されません。
ですから、横撮りした動画をスマホで全画面表示させるには「スマホを横向き」にするしかなく、スマホを縦向きにしたままだと小さく表示されたままです。
もしも、縦撮りした動画をYouTubeに投稿したら、再生画面の両端は「黒い帯」になってしまいます。
これを見ると、縦撮りした動画にはデメリットしかないように思えるんですが、実はスマホで視聴するときにはメリットがあります。
というのも、この「縦撮り動画」をスマホで見るとき、スマホを縦にしたまま全画面表示ができるんです!
- 再生画面の右下にある拡大表示マークをタップ
- スマホを縦向きにしたままで全画面に表示
縦撮りした動画であれば、画面を1タップするだけで「スマホの向きを変えないまま」全画面で動画を見ることができるんです。
ビリーアイリッシュの動画にも、こういったものがあります。
こういった動画のように、スマホユーザーを意識しているなら、あえて縦撮りした動画を投稿するのも戦略の1つです。
他にも「ライブ配信アプリ」を使ってスマホでライブ配信をしながら、それを録画してYouTubeに投稿するのもありで、これだと効率よく収益化できるようになります。
- スマホでライブ配信
- ライブ配信をキャプチャ録画
- YouTubeに動画を投稿(編集して)
- ライブ配信アプリとYouTubeで収益化
以下のライブ配信アプリは、稼ぎやすいアプリの代表。
無料でダウンロードできて、手軽にライブ配信できるので、試しに使ってみるといいですよ。
おすすめ!ライブ配信アプリ3選
- Pococha (ポコチャ)|ライブ配信するだけでも稼げる仕組み
- ビゴライブ (BIGOLIVE)|ライバルが少なくて狙い目。ゲーム配信もできる
- Spoon(スプーン)|音声だけのライブ配信。顔バレせず楽しめる
これらのライブ配信アプリについて『【いま話題】ライブ配信アプリとは!?配信初心者におすすめのアプリを紹介します』でも詳しく紹介しているので、よければ参考にしてみてください。
縦取り動画はパソコンの視聴者には不向き!?
縦取りした動画をYouTubeに投稿するときは、パソコンでの視聴者に多いと、逆にデメリットになる可能性があるので注意しましょう。
YouTubeをパソコンで見る視聴者にとっては、縦向きで撮影した動画は小さく見えてしまいます(上画像)。
ですから、YouTubeに投稿するときは「ターゲット」や「目的」に合わせて、縦撮りにするか横撮りにするかを決めておきましょう。
- Webサイトに動画を埋め込むとき
- パソコンからの視聴が多い
たとえば、こういったときは「横撮り」した動画がおすすめです。
また、若いユーザーをターゲットにしている場合とか、ショート動画を投稿するとき、手軽なvlogを作るときなどは「縦撮り動画」が効果を発揮します。
『vlogにも使える「Insta360 GO 2」と「Insta360 ONE X2」を比較レビュー』で紹介したカメラを使ってvlogを作ると、ライバルチャンネルとはかなり差別化できるのでチャレンジみるのもありです。
ライバルと差別化を図れ!
- Insta360 GO 2:小型だからアクセサリーのように取り付けできる。自分視点の動画撮影、乗り物に固定して撮影 etc
- Insta360 ONE X2:360度の動画撮影やライブ配信ができる。全方位の動画撮影、ライブ配信、リモート会議カメラ etc
「縦撮り動画」が増えてきた背景
すでに、YouTubeでは「視聴回数の50%以上」が、スマホなどのモバイル端末によるものです。
通信環境が整備され、スマホも進化しているので、モバイル端末で視聴するユーザーはどんどん増えていくと思います。
さらに、SNSでも動画投稿ができるようになったのも、縦撮り動画が増えてきた理由の1つ。
- SNS
- TikTok
- YouTube
こういった場所に動画を投稿するときは、縦撮り動画も選択肢に入れておくといいですね。
そして、視聴者にとって縦撮り動画のメリットは、スマホ画面の向きを変えずに動画を楽しめること。
今回紹介した「動画の目的」や「視聴者ターゲット」を考慮しながら、縦撮り動画と横撮り動画を使い分けてみてください。