ポイント!
- iPhone版iMovieでも「動画を重ねる」という編集ができます
- いわゆる「ワイプ」というものを動画内に入れることも可能
- ポイントは「完成後をイメージ」してから撮影すること
どうもー!トールです(@tooru_medemi)
テレビでよく見る「ワイプ」を入れた動画を作ってみたい、動画の中に別の動画を重ねてみたい、こういう編集ってスマホでもできるんです。
そこで今回は、iPhoneの「スマホ版iMovie」を使って、動画に動画を重ねる編集方法について解説していきます。
わたしの「YouTube歴」2022.8 現在
- YouTube活動:約6年
- 運営チャンネル総数:これまでに10以上
- 動画投稿本数:1,000本以上
- 愛用編集ソフト:Wondershare Filmora
- 愛用画像作成ツール:Canva Pro
YouTubeとかSNSにアップする動画を作るとき、いわゆる「ワイプ」とか「動画に動画を重ねる」って感じの編集ができたら、きっと目立つはずです。
たとえば、以下のような動画を作ったりできるので。
- ワイプを入れて実況や解説をする
- 別々に撮影してコラボ風にする
アイデア次第では、もっと色々な動画を作れます。
しかも、動画の中に動画を入れて「重ねて表示させる編集」をするだけで雰囲気がまったく違う動画になるから、作り手としても楽しいんですよね。
動画の中に動画を入れて「2つの動画を1つにしたい」
たとえば以下のように、イルカを撮影した動画の中に「撮影者が映った動画」を重ねるだけでも、臨場感をグッと増すことができます。
さらに、動画に動画を重ねるテクニックを使えば、次のような見せ方を簡単にできます。
- 絶景を撮影しながらレポート
- 料理を作りながら手元も見せる
- ゲーム実況でプレイヤーも見せる
また、オンラインでコラボしている動画を作るとき、自分の動画の中に「相手の動画」を入れると、コラボ感がより伝わりやすくなります。
このような手法は、テレビよく見かけると思いますが、いわゆる「ワイプ」とか「PIP」と呼ばれる編集方法です。PIPは「picture in picture」の略。ピクチャ・イン・ピクチャ。
また、画面を分割(上下とか左右に)した動画を作りたいときは、こちらの『iPhone版iMovie|2つの動画を並べて1つの動画を作る方法(スマホで二画面分割の編集)』も併せてご覧ください。
iPhone「iMovie」を使って動画に動画を重ねる方法(ワイプ動画の作り方)
それでは、iPhone版iMovieを使って「動画の中に動画を入れる」編集方法を解説していきます(ワイプ動画を作る)。
まずは「iMovie」を開いて、ブロジェクト作成をクリックしてください。
- 「プロフェクト作成」をクリック
- 画面左にある「+」をタップ
- 元になる動画を選択(①)
- 表示された「+」をタップ(②)
- 重ねたい動画を選択してタップ(①)
- 表示された「・・・」をタップ(②)
- 「ピクチャ・イン・ピクチャ」をタップ
- 画面右上にある「虫メガネ」マークをタップすると、枠内で拡大縮小ができる
重ねて表示させる動画は「被写体が小さく見える」ので、拡大して調節しましょう
- 虫メガネの下にある「矢印マーク」をタップすると、動画の位置・大きさを調節できる
元の動画の邪魔にならないように「位置や大きさ」を調節しましょう
- 矢印マークの下にある「□マーク」をタップすると、枠線が表示される
さらに「Mac版のiMovie」だと枠線の色を変えたりもできるので、こちらの『2つの動画をならべて再生する編集方法!iMovieで作ってみた』も参考にしてみてください。
完成後をイメージして撮影するのもポイント
ワイプが入ったような動画を作るときは、あらかじめ「動画を重ねたときのイメージをしてから」動画の撮影をするといいです。
また、本編となる動画を撮影するときは、あまりに被写体が近すぎると「ワイプを入れる場所が無くなる」ので、ある程度は余裕を持たせた構図で撮影しましょう。
そして、スマホで撮影するときも「三脚」や「自動り棒」を使って、画面がブレないようにしてください。
iMovieが不便に感じたら有料ソフトを使おう
動画の編集に慣れてくるうちに、iMovieだと物足りなく感じるかもしれません(わたしがそうでした)。
とくに、タイトルやテロップなどの「文字入れ」をするとき、iMovieだと「とにかく不便」なんですよね。好きな位置に配置できないし、角度調節もできないし。
なので、iMovieに不便さを感じたり、物足りなさを感じたりしたら、安めの動画編集ソフトに切り替えましょう。
- Premiere Pro
- Final Cut Pro
Macユーザーだとこれらの編集ソフトを使う人も多いんですが、ちょっとお値段が高め(ヘビーユーザー向け)。
個人用として手軽に使うなら『iMovieは文字入れが不便!Macで動画編集するならFilmora11を試すのもあり』で紹介している「Wondershare Filmora」シリーズがおすすめ。無料体験もできます。
わたしも愛用してますが、エフェクトも多いし、サクサク動画が作れちゃうんで重宝してます。
コメント