iPhone版iMovie|2つの動画を並べて1つの動画を作る方法(スマホで二画面分割の編集)

ポイント!
- iPhoneアプリのiMovieを使っても、二画面分割の動画編集を行うことができます。
- 1本の動画の中に別の動画を挿入したり、2本の動画を並べて表示することも可能です。
- ビフォアフターなど、2つのモノを同時に比較したいときに便利な編集方法です。
- 作業はとても簡単ですから、スマホでもプロっぽい動画編集ができるようになります!
今回のテーマは『iPhone版iMovieでの画面分割編集』について!
TOORU
どうもー!トールです(@tooru_medemi)
ビフォーアフターとかコラボ動画みたいに「2本の動画を同時に流す」編集をスマホでして、そのままSNSとかにアップしたい!
でも、有料のアプリとかは使いたくない・・・。
そんなときは「iPhone版iMovie」を使うだけで、簡単に「二画面分割の動画」を作ることができるんです。
- コラボ風の動画
- 商品の比較
- ビフォーアフターの比較 etc
こういう動画を作りたいときは「1つの画面で2本の動画を同時に流す」ことで、とても印象的な動画になります。
なお画面分割ではなく、動画の中に動画を入れるやり方は『動画に動画を重ねるってどうやる?iPhone動画編集アプリ「iMovie」でもできた!』で解説しているので、こちらも合わせてお読みください。
ということで、この記事では『iPhone版iMovieで二画面分割編集をする方法』について、詳しく解説していきますね。
iMovie(iPhone版)で「二画面分割」の編集をする方法
それでは編集方法を解説していきます。
- アプリ「iMovie」をタップ
- 「プロジェクトを作成」をタップ

- 画面左上の「+」をタップ
- 編集したい動画をタップ【①】
- 選択した動画の下に表示される「+」をタップ【②】

- 再び画面左上にある「+」をタップ
- 同時に表示させたい動画をタップ【①】
- 選択した動画の下に表示される「…」をタップ【②】

- 「スプリットスクリーン」をタップ
- 画面右上にある「虫眼鏡」をタップすると動画の拡大ができる

- 必要に応じて「拡大/縮小」して位置を調整する

- 追加した動画も「拡大/縮小」して位置を調整する
- 画面右中央にある「|」をタップすると動画と動画の間に線を引ける

- 画面右中央にある「⇄」をタップすると上下に分割できる

- 再生をタップして、動画の内容を確認
- 動画の長さを微調整するときは、動画を選択して調整する
- 編集が終わったら画面左上にある「完了」をタップ

【このような感じに仕上がります】
(記事の冒頭にある動画の後半で、このサンプル動画が見れます)

【ワンポイント】
- 編集して加工しやすいように、動画の冒頭と終了部分はわざと「長めに」尺をとる
- 本編の長さを合わせると、相手に分かりやすい動画になる
- 効果や効能を示す場合は、明らかな違いが分かるようにする
2つの動画を並べて伝えたい
ダイエット商品とか、美容室、メイクなど「ビフォーアフター2枚の写真を並べて比較した広告」とかってよく目にします。
これって実は、その商品とかサービスの効果や効能を「一目瞭然」でわかってもらうために、企業などがよく使う方法なんです。

この写真のようにビフォアフターを同時に見せると、その「違い」をハッキリと伝えることができます。
しかも、こういった手法はたくさんの広告で使われていて、その多くがこのように「画像で比較する」というものです。
もしも、これを「動画で伝える」ことができたら?
2つのモノ【A】と【B】を比較したい
↓
【A】と【B】両方を「同時に見せる」と効果がある
↓
さらに、写真よりも動画のほうが「説得力がある」
当然ですが、画像よりも動画で見せたほうが「説得力」を増すことができますし、臨場感や魅力なども伝わりやすいです。
それくらい「動画による効果」は絶大なものになります。
だからこそ、こういう「2つの動画を並べた比較動画」を作るときは、しっかりとポイントを押さえておきましょう。
比較動画を作るときのコツ
良い比較動画を作るためには、いくつかのポイントがあります。
- どの部分をアピールしたいのか決めておく
- 構図や背景などはできるだけ一緒にする
- 明るさにバラツキがないようにする
- 雑音や音声がかぶらないようにする
最低限これくらいのポイントは「動画を撮る前」に調整しておきましょう。
とくに、構図が違っていたり、明るさが違っていたりすると、見ている人には「良さが伝わらない」ので気をつけてください。
そういった意味でも、スマホ用の撮影機材は準備しておくといいです。
まずは、三脚から。
タブレットでも使える三脚で、安定性も抜群です。しかも650gと軽量なので持ち運びにも便利だし、リモコンで遠隔操作もできる優れモノでした。
次は、外付けマイク。

スマホに装着できる風防マイク。卓上スタンドもついてるので、手元に置いておくと重宝します。屋外で撮影するなら必須アイテム。
最後に、照明器具。
手のひらサイズの照明なので、どこにでも持ち運びできます。三脚やカメラにも固定できる優れモノです。カメラで撮影するなら、1つは持っておきたいアイテム。
これら以外にも『スマホでのYouTube撮影やライブ配信機材おすすめを紹介!売れ筋商品のみを厳選しました』では動画撮影に人気の機材を紹介しているので、よければ参考にしてください。
360度の動画は狙い目です
もっと珍しい動画を作ってみたいなら「360度カメラ」を使うのもありで、たとえば「Insta360 ONE X 2」や「Insta360 GO 2」なら手のひらサイズで持ち運びも便利だし、とにかく機能が充実してます。
こういった「360度の全方向撮影」をした動画ってあまり見かけないので、初心者でもバズるチャンスは十分あるんです。
『vlogにも使える「Insta360 GO 2」と「Insta360 ONE X2」を比較レビュー』でも解説したように、YouTubeだけでなくSNS、ライブ配信などにも使えるので1台持っておくと便利だと思います。
身につけて臨場感ある動画を撮るなら、こちら。
親指くらいの大きさの小型だから、アクセサリー感覚で身につけるだけ。Vlogを作るなら1つ持っておくと便利です。
360度の動画を撮るなら、こちら。
360度の動画だけでなくライブ配信もできる秀逸なカメラ。360度の動画ってあまりやってる人がいないので、目立ちたいならぜひ。
本格的に「二画面分割」動画を作るならPCがベスト
2本の動画を1つの動画の中で「同時に表示」する編集は、iMove(iPhone版アプリ)でも可能です。
もしも、本格的に編集するのであれば「パソコン版」で行ってください。
今回紹介した方法を使えば「魅力的でおもしろい動画」を作れるんですが、インパクトに欠けてしまうとある意味「逆効果」になってしまうので注意しましょう。
先ほどの写真のように、誰にでも分かるくらいの『明確な違い』を出して、視聴者の興味を引いてください!
本格的にパソコンで動画編集をしたくなったら、有料の「動画編集ソフト」を使うのがベターです。
『iMovieは文字入れが不便!Macで動画編集するならFilmora11を試すのもあり』でレビューしているんですが、わたしも愛用している「Filmora」シリーズは、Windows/Macともに【無料版】もあるので、よかったら体験してみてください。
といことで、今回紹介してきた「二画面分割する」という動画制作方法を使えば「アイデア次第」でバズる動画を作ることもできます。
ぜひ楽しんで動画を作ってみてくださいね。