初配信で何をする？新人ライバーのための完全ガイド

ライブ配信を始めてみたけど「応援してくれる人」が増えず、すぐに辞めてしまう人はとても多いです。

こういう人たちは、初回の配信や、始めて数回の配信で、もったいない間違いをしています。

「じゃあ、はじめてのライブ配信はどうすればいいの？」

「これからライブ配信を始めてみたいけど、何をすればいいの？」

たとえば、一回目の配信では、自己紹介や話題選び、視聴者とのコミュニケーションなど、気をつけるべきポイントは数多くあります。

しかし、準備をしっかり行えば、誰でも楽しく充実したライブ配信を行うことができるでしょう。

この記事では、初配信で気をつけたいポイント、実践的なテクニックなど、新人ライバー向けの情報をお伝えします。

初配信の自己紹介：視聴者との距離を縮める３つのポイント

初回の配信で最も重要なのは、視聴者に自分のことを知ってもらい、親近感を持ってもらうことです。そのためには、効果的な「自己紹介」が欠かせません。

視聴者との距離を縮めるために、自己紹介では以下のポイントを意識すると良いでしょう。

• 自己紹介スクリプトを作る
• 趣味や特技を活かした自己アピールをする
• 親近感を持ってもらえる話し方をする

自己紹介は、視聴者があなたのことを知る第一歩です。

また、ライブ配信はリアルタイムでのコミュニケーションが魅力ですが、はじめての配信では「まだお互いのことを知らない」状態からスタートします。

そこで、自己紹介を通じて「あなたがどのような人物なのか」や「なぜ配信を始めたのか」などを伝えることも重要になります。

自分の「人となり」を伝える自己紹介スクリプトの作り方

自己紹介のスクリプト（台本）を作る際は、自分の人となりが伝わるように心がけましょう。

また、自己紹介の台本作りのポイントをまとめると、以下のようになります。

• 基本情報（名前、年齢、居住地など）を簡潔に伝える  
• 配信を始めたきっかけや目的を話す
• 自分の性格や趣味、長所と短所をバランス良く織り交ぜる
• １分から２分程度に収まるよう、要点を絞ってまとめる

これらを意識して台本を作れば、視聴者に自分の人となりを効果的に伝えられるはずです。

まず、名前や年齢、住んでいる地域など、基本的な情報を簡潔に伝えます。次に、配信を始めたきっかけや動機、配信で達成したいことなどを話します。

これにより、視聴者はあなたがどのような人物で、なぜ配信を始めたのかを理解してくれるでしょう。

また、自分の性格や好きなこと、苦手なことなども織り交ぜると効果的です。

はじめまして、〇〇と申します。

性格は基本的に明るいのですが、人見知りをしてしまう一面もあります。でも、この配信をきっかけに、もっと色んな人と交流していきたいと思っています。

趣味は料理で、特にパスタを作るのが好きです。休日は新しいレシピに挑戦するのが楽しみの一つ。

苦手なのは長距離走。学生時代は持久走が本当に嫌でした（笑）。

皆さんに楽しんでもらえる配信ができるよう頑張りますので、よろしくお願いします！

こんにちは、〇〇です。

プログラミングが大好きで、普段はエンジニアとして働いています。新しい技術を学ぶことにワクワクを感じる一方、常に勉強が必要だと感じていて、どこか苦手意識も持っています。

でも、プログラミングの面白さを皆さんに伝えていきたいと思い、配信を始めました。

趣味は映画鑑賞で、特にSF作品が好き。皆さんおすすめの作品があれば、ぜひ教えてください。

性格は少し慎重派かもしれません。初配信は緊張していますが、皆さんと一緒に成長していけたら嬉しいです。

はじめまして、〇〇です。普段は大学生で、心理学を専攻しています。

人の心の動きに興味があり、将来はカウンセラーになるのが夢。性格は、人の話を聞くのが好きな一方、自分から話すのは苦手だと感じています。

でも、この配信をきっかけに、もっと自分の殻を破れたらいいなと思っています。

趣味はギターを弾くことで、皆さんにも演奏を聴いてもらえたら嬉しいです。料理は苦手で、特にお菓子作りは難しくて…。皆さんに教えてもらいながら、一緒に学んでいけたらと思います。

よろしくお願いします！

このように、長所と短所をバランス良く伝えることで、視聴者に親近感を持ってもらいやすくなります。

ただし、自己紹介を長々と話すのは逆効果です。視聴者の集中力は限られているので、要点を絞って伝えることが大切です。１分から２分程度を目安に、簡潔にまとめるようにしましょう。

とはいえ、初心者配信者がプロと同じレベルの自己紹介を目指す必要はありません。大切なのは、自分らしさを失わないことです。

台本に沿いつつも、臨機応変にアレンジを加えていきましょう。

趣味や特技を活かした自己アピールのコツ

自己紹介では、自分の趣味や特技を活かしたアピールも効果的です。

例えば「料理が得意で、自作のレシピを配信で紹介していきたいと思います」といった具合に、配信内容と関連付けて話すと良いでしょう。

趣味や特技を話すことで、あなたの個性や魅力を印象付けることができます。

さらに、その趣味や特技に興味がある視聴者は「この人の配信は面白そう」と感じ、リピーターになってくれる可能性が高まります。

ただし、自慢話にならないように

自己アピールするときは、自慢話にならないよう注意が必要です。

あくまで視聴者に自分の魅力を伝えることが目的なので、謙虚な姿勢を忘れないようにしましょう。

例えば「まだまだ上達途中ですが、皆さんに料理の楽しさを伝えられたら嬉しいです」といった表現を添えると、好感度が上がります。

エピソードトークは有効

また、趣味や特技の話をする際は、具体的なエピソードを交えると効果的です。

例えば「料理の腕前を褒められたエピソード」や「料理を通じて得た感動体験」など、具体的な話を織り交ぜることで、視聴者により強い印象を与えられます。

好きなことを配信しよう

成功している配信者の多くは、自身の強みを生かした配信スタイルを確立しています。ゲームが得意な人はゲーム実況、料理が得意な人は料理配信といった具合です。

自己紹介では、そうした「自分の強み」をアピールすることが重要だと言えます。

ただし「自分には強みなんてない」と思っている人もいるかもしれません。そんな人は、まず自分の好きなことから始めてみましょう。

好きなことなら、自然と情熱を持って語れるはずです。

趣味や特技のアピールは、視聴者にあなたの魅力を伝える良い機会です。ぜひ自己紹介で、あなたの個性を存分に発揮してみてください。

視聴者に親近感を持ってもらえる話し方

自己紹介では、話し方も重要なポイントです。

あまり堅苦しい話し方では、視聴者に緊張感を与えてしまいます。逆に、タメ口すぎても不快に感じる人がいるかもしれません。

大切なのは、自然体で話すことです。あたかも友人に話しかけるように、リラックスした口調で自己紹介しましょう。

時には笑顔を見せたり、ジェスチャーを交えたりするのも良いでしょう。

視聴者に「この人となら気軽に話ができそう」と思ってもらえるよう心がけましょう。

台本は暗記しなくてOK

自然体で話すためには、台本を暗記し過ぎないことも重要です。

自己紹介用に作った台本は、あくまでも「話す内容の骨子」であり、実際に話す際には臨機応変にアレンジを加えましょう。

台本の通りに話そうとすると、かえって不自然な印象を与えてしまう恐れがあります。

コメントへ受け答えする

また、配信中に視聴者から質問やコメントがあった際は、積極的に反応することも大切です。

自己紹介中でも、視聴者とのコミュニケーションを大切にする姿勢を見せることで、親近感を持ってもらいやすくなります。  

例えば、自己紹介中に「〇〇さん、初見です！よろしくお願いします！」というコメントが来たら、「〇〇さん、初見ありがとうございます！これからよろしくお願いしますね」と返すような感じです。

このようなやり取りを通じることで、視聴者との距離がぐっと縮まるでしょう。

成功しているライバーには共通点がある

すでに成功している配信者の話し方を分析してみると、いくつかの共通点が見えてきます。

• 明るく元気な声で話す
• ゆっくりとしたテンポで話す
• はっきりと発音する

これらは、視聴者に聞き取りやすく、親しみやすい印象を与えるためのテクニックです。

ただし、明るく元気に話そうとするあまり、大きな声を出しすぎるのは逆効果になります。自然な声量で、リラックスして話すことが大切です。

声のトーンは、少し高めを意識すると良いでしょう。高音域の声は、聞き取りやすく、親しみやすい印象を与えます。

また、話すスピードは、ゆっくり目を心がけましょう。早口だと聞き取りづらいですし、落ち着きのない印象を与えてしまいます。ゆっくり話すことで、言葉の一つ一つが視聴者に伝わりやすくなります。

緊張をやわらげ、上手く話すには

初配信では、緊張して上手く話せない、という人もいるかもしれません。そんな時は、深呼吸をしてリラックスすることを意識します。

そして「視聴者と会話する」というよりも、画面越しに「視聴者に語りかける」という意識を持つと良いでしょう。一人一人の視聴者に向けて、親しみを込めて話しかけるイメージです。

話し方は、練習すれば必ず上達します。普段の生活の中で、あえて人に話しかけるようにしてみるのも良い練習になるはずです。

例えば、コンビニの店員さんとの会話や、友人との雑談の中で、先ほど紹介した「配信での話し方」を意識してみましょう。

そうした日々の積み重ねが、自然体でリラックスした話し方につながっていくはずです。

配信で扱うと盛り上がる話題とは？

初回の配信で扱う話題・テーマは、視聴者との関係性を築く上で重要な役割を果たします。

視聴者の興味を引き、共感を得られるような話題を選ぶことで、配信がより盛り上がり、リピーターを獲得しやすくなるでしょう。

ここでは、初配信で扱うと盛り上がる話題の選び方と、具体的なネタの例を紹介します。

初配信でおすすめの雑談ネタ5選

初配信での雑談ネタは、あなたの人となりを伝え、視聴者との距離を縮めるのに効果的です。

以下は、初配信でおすすめの雑談ネタ５選です。

• 最近のお気に入り
• 子供の頃の思い出
• 今日あった面白い出来事
• 自分の夢や目標
• おすすめのお店や観光スポット

【最近のお気に入り】最近ハマっている食べ物、映画、音楽などを紹介しましょう。あなたの好みを知ることで、視聴者は親近感を抱きやすくなります。

【子供の頃の思い出】子供の頃の懐かしいエピソードを話してみましょう。例えば「初めてゲームをしたときの感動」や「友達と冒険した思い出」など、誰もが共感できる内容がおすすめです。

【今日あった面白い出来事】日常生活で起きた面白いハプニングを話すのも良いでしょう。「今日、家族で〇〇したら、こんな珍事が…」といった具合に、ユーモアを交えて話すと盛り上がります。

【自分の夢や目標】将来の夢や目標を語ることで、視聴者にあなたの人柄をより深く知ってもらえます。ただし、壮大すぎる夢は逆効果なので、現実的な目標を話すようにしましょう。

【おすすめのお店や観光スポット】あなたのお気に入りのお店や観光スポットを紹介するのも良いネタです。「この店の〇〇が絶品なんです！」と熱く語れば、視聴者も行ってみたくなるはずです。

以上の５つは、初配信でおすすめの雑談ネタですが、最も大切なのは「あなたらしさ」です。

あなたが本当に興味を持っていることを、楽しそうに話すことが重要です。

雑談ネタを選ぶときのポイント

配信ジャンルに合わせて、雑談ネタを選ぶのもポイントです。

例えば、ゲーム実況配信であれば「初めてプレイしたゲームの思い出」や「お気に入りのゲームキャラクター」など、ゲームに関連した話題を切り出しましょう。

料理配信なら「初めて作った料理のエピソード」や「お気に入りの調理器具」など、料理に関連する話題を選ぶと良いです。

強みを活かした雑談もあり

雑談ネタを選ぶ際は、自分の強みや専門性を活かすことも大切です。

例えば、旅行が趣味の人であれば「おすすめの旅行先」や「旅行で経験したハプニング」など、旅行に関する話題を深掘りするのも良いでしょう。

自分ならではの知識や経験を活かした雑談は、視聴者に新鮮な発見を与えられます。

雑談するときの注意点

ただし、雑談ネタを選ぶ際は、視聴者の反応にも注意が必要です。

面白い話だと思って話していても、視聴者が興味を示さない場合もあるため、臨機応変に話題を切り替える柔軟性も求められます。

視聴者のコメントや反応を見ながら、話題の調整を行っていきましょう。

視聴者の共感を呼ぶ日常エピソードの取り上げ方

はじめての配信では、日常のエピソードを取り上げることも効果的です。

視聴者は配信者の日常に興味を持っているため、。あなたの日常を垣間見ることで、より親近感を抱いてくれるでしょう。

また、日常エピソードを取り上げる際は、以下の点に注意しましょう。

• 誰もが共感できる内容を選ぶ
• 具体的かつ簡潔に話す
• ポジティブな内容を中心に

【誰もが共感できる内容を選ぶ】例えば「仕事や学校でのちょっとした出来事」や「家族とのほっこりエピソード」など、多くの人が経験したことがある内容がおすすめです。

【具体的かつ簡潔に話す】エピソードは具体的に話すことが大切です。「今日、職場で〇〇があって…」と、状況をイメージしやすいように伝えましょう。ただし、長すぎる話は逆効果なので、要点を絞って簡潔に話すことを心がけてください。

【ポジティブな内容を中心に】聞いていて楽しい、ほっこりするようなエピソードを中心に取り上げましょう。ネガティブな内容ばかりだと、視聴者が離れてしまう恐れがあります。

また、エピソードを話した後は、視聴者の反応を見ることも大切です。

「皆さんも似たような経験ありますか？」と質問を投げかけたり、コメントに反応したりすることで、視聴者とのコミュニケーションが深まります。

視聴者の五感を刺激しよう

日常エピソードを話す際のもう一つのポイントは、相手の「五感に訴える」ことです。

例えば、おいしかった料理の話をするなら「あのステーキの香ばしい匂いが今でも鼻に残っています」など、匂いや味、食感なども交えて表現してみましょう。

視聴者の五感に訴えかけることで、まるでそのエピソードを一緒に体験しているような臨場感を与えられます。

人柄が現れることを忘れない

また、日常のエピソードは、あなたの人柄を映す鏡でもあります。

例えば「落とした財布を届けてくれた方がいて、とても感動した」というエピソードからは、あなたの優しさや感謝の心が伝わってきます。

逆に「お店の店員さんにイライラして、つい嫌味を言ってしまった」というエピソードからは、あまり良い印象は受けません。

視聴者に良い印象を与えられるよう、エピソード選びにも気をつけましょう。

プライバシーに配慮する

ただし、日常エピソードを話す際は、プライバシーには十分注意が必要です。

特に、家族や友人の個人情報を話す際は、本人の許可を得ることを忘れないようにしましょう。

また、勤務先や学校名など、特定されやすい情報も避けるべきです。

エピソードトークで絆を深めよう

日常のエピソードは、あなたの人柄を視聴者に伝える絶好の機会です。

視聴者が共感できるエピソードを、具体的かつ簡潔に、ポジティブに話すことを心がけてください。

そして、五感に訴えるような表現を交え、視聴者を引き込めると最高です。

視聴者に親近感を持ってもらえれば、ファンになってくれる可能性も高まります。ありのままのあなたを見せることで、視聴者との絆を深められるでしょう。

時事ネタを活用して配信に深みを出すコツ

生配信では、時事ネタを取り上げることも効果的です。

最新のニュースや話題の出来事について、あなたの意見を述べることで、配信に深みを出せます。

また、時事ネタを活用する際は、以下の点に注意しましょう。

• 視聴者の興味に合ったネタを選ぶ
• 自分の意見を明確に述べる
• 視聴者の意見も聞く

【視聴者の興味に合ったネタを選ぶ】あなたの配信のターゲット層に合ったネタを選ぶことが大切です。例えば、ゲーム実況配信なら、ゲーム業界の最新ニュースを取り上げるのが効果的でしょう。

【自分の意見を明確に述べる】ニュースの内容を紹介するだけでなく、あなた自身の意見を述べることが重要です。「私はこの件について〇〇だと思います」と、はっきり伝えましょう。

【視聴者の意見も聞く】あなたの意見を述べた後は、視聴者の意見も聞くようにしましょう。「皆さんはこの件についてどう思いますか？」と質問を投げかけ、コメントに反応することで、視聴者とのコミュニケーションが生まれます。

ただし、時事ネタを扱う際は、以下の点に注意が必要です。

• 政治的に偏った意見は避ける
• デリケートな話題は慎重に
• 情報の正確性を確認する

政治的に偏った意見を述べると、視聴者を不快にさせる恐れがあります。中立的な立場で話すよう心がけましょう。

また、事件や事故など、デリケートな話題は慎重に扱うことが大切で、感情的になり過ぎないよう、冷静に話すことを心掛けてください。

そして、ニュースの内容は、必ず信頼できる情報源から確認しましょう。デマや噂を流すことのないよう極めて注意が必要です。

人間味をいかに伝えるか

時事ネタを上手に活用するには、ニュースの裏側にある「人間ドラマ」に注目するのも一つの方法です。

例えば、ある企業の新製品発表というニュースを取り上げるなら、その製品を開発した人々の苦労や、製品に込められた思いなどにも触れてみましょう。

ニュースの背景にある人間ドラマを伝えることで、視聴者により深い理解と共感を促せるはずです。

自分の意見も述べる

また、ニュースを独自の視点で分析することも大切です。

単にニュースを紹介するだけでなく、そのニュースが社会に与える影響や、今後の展望などについて、自分なりの見解を述べてみましょう。

あなたならではの視点や考察は、視聴者の知的好奇心を刺激し、配信への関心を高めてくれます。

時事ネタはほどほどに

ただ、時事ネタを扱う頻度については注意が必要です。

毎回の配信で時事ネタを取り上げていては、視聴者に飽きられてしまうかもしれません。

視聴者の反応を見ながら、適度な頻度で、バランスよく取り入れましょう。

配信で視聴者とコミュニケーションを取るためのテクニック

ライブ配信で視聴者とコミュニケーションを取ることは、リピーターを獲得し、配信を盛り上げるために欠かせません。

しかし、初めて配信する人、まだ配信を始めたばかりの人は、視聴者とのコミュニケーションにまだ慣れていないかもしれません。

どんな話題を振れば良いのか、どう反応すれば良いのか分からないという人も多いと思います。

ここでは、視聴者とのコミュニケーションを促進するテクニックとして、以下のことを紹介します。

• コメントへの反応の仕方
• 質問コーナーの作り方
• アンケートの活用法

これらのテクニックを実践しながら、徐々にコミュニケーションのコツを掴んでいきましょう。

コメントへの反応の仕方：視聴者を飽きさせない3つの技

視聴者とのコミュニケーションにおいて、コメントへの反応はとても重要です。

視聴者が投げかけてくれたコメントに適切に反応することで、視聴者は配信に参加している実感を得られ、より配信に集中するようになります。

視聴者を飽きさせない「コメントへの反応の仕方」を３つ紹介します。

• コメントを読み上げる
• コメントに対して質問を返す
• コメントを配信の話題に織り交ぜる

【コメントを読み上げる】視聴者のコメントを読み上げることは、コメントへの反応の基本です。コメントを読み上げることで、視聴者は自分のコメントが配信者に届いていることを実感できます。ただし、すべてのコメントを読み上げるのは難しいので、面白いコメントや質問など、反応する価値のあるコメントを選んで読み上げるようにしましょう。

【コメントに対して質問を返す】視聴者のコメントに対して質問を返すことで、コミュニケーションを双方向的なものにできます。例えば「今日の晩ご飯は何を食べようか迷っています」というコメントに対して、「皆さんのおすすめの晩ご飯メニューを教えてください！」と質問を返すことで、視聴者からのコメントを引き出せます。

【コメントを配信の話題に織り交ぜる】視聴者のコメントを配信の話題に織り交ぜることで、視聴者は配信に参加している実感を得られます。例えば「昨日、映画を見てきました」というコメントに対して、「私も先週その映画を見ましたよ！皆さんはどんなシーンが印象に残りましたか？」と話題を展開することで、視聴者とのコミュニケーションが深まります。

これら３つの技を使い分けることで、視聴者を飽きさせないコメント反応ができるでしょう。ただし、コメントへの反応は程よい頻度で行うことが大切です。

視聴者からのコメントが少ないときは

初配信では、コメントしてもらえる数が少ないことも多々あります。そんな時は、自分からコメントを誘発するような投げかけをするのも一つの手です。

例えば「今日の配信はどうですか？」とか「今日の話題について皆さんはどう思いますか？」など、視聴者の意見を求める質問を投げかけてみましょう。

コメントを見過ぎない

また、コメントへの反応は画面を見ながら行うことが基本ですが、ときには画面から目を離して、コメントに集中すると良いです。

画面を見ながらだと、どうしても視聴者の反応が気になってしまいます。

コメントへの回答に没頭することで、より深いコミュニケーションが生まれるでしょう。

真摯に向き合おう

何より大切なのは、コメント一つ一つに真摯に向き合う姿勢です。

たとえ短いコメントだったとしても、そこには視聴者の思いが込められています。

その思いを汲み取り、丁寧に反応する。それが、視聴者との信頼関係を築く第一歩となるでしょう。

初配信でもスムーズに進行できる質問コーナーの作り方

質問コーナーは、視聴者とのコミュニケーションを促進するのに効果的な企画です。

視聴者は配信者に質問することで、より配信に参加している実感を得られるでしょう。

以下は、初配信でもスムーズに進行できる質問コーナーの作り方になります。

• 質問のテーマを事前に決めておく
• 質問の例を提示する
• 質問に答えた視聴者の名前を呼ぶ

【質問のテーマを事前に決めておく】質問コーナーのテーマを事前に決めておくことで、視聴者からの質問を集めやすくなります。例えば「今日の質問テーマは、皆さんの好きな食べ物です！」と言って質問を募ると、視聴者はテーマに沿った質問をしやすくなります。

【質問の例を提示する】質問の例を提示することで、視聴者は質問のイメージを掴みやすくなります。例えば「好きな食べ物といえば、ラーメン、ピザ、寿司など、いろいろありますよね。皆さんの好きな食べ物は何ですか？」と例を出すことで、視聴者は具体的な質問を思いつきやすくなります。

【質問に答えた視聴者の名前を呼ぶ】質問に答えた視聴者の名前を呼ぶことで、視聴者は配信に参加している実感を得られます。例えば「〇〇さんは焼肉が好きなんですね！私も焼肉大好きです！」と視聴者の名前を呼びながら答えることで、視聴者とのコミュニケーションが深まります。

これらのポイントを押さえることで、初配信でもスムーズに質問コーナーを進行できます。

質問コーナーを通じて、視聴者との距離を縮めていきましょう。

視聴者へのフォローを忘れない

質問コーナーを実施する際、質問者に対するフォローも大切です。

配信者への質問は勇気のいることです。質問してくれた視聴者に対しては、しっかりと感謝の意を示しましょう。

「〇〇さん、素晴らしい質問をありがとうございます！」など、質問者を称賛する言葉を添えるだけで、視聴者はより質問しやすくなります。

質問から学ぶことも忘れない

また、質問コーナーは配信者にとっても学びの場です。視聴者からの質問は、配信者が気づかなかった視点を提供してくれます。

例えば「〇〇についてもっと詳しく知りたいです」という質問をもらえば、次回の配信でそのトピックを深堀りすることができるでしょう。

視聴者の質問を、配信の質の向上へと活かす姿勢も大切です。

答えにくい質問へ対処するには

ただし、質問コーナーを行う際は、質問の内容にも注意が必要です。

あまりにもプライベートな質問や、答えにくい質問が来た場合は、上手くかわす必要があります。

「それは秘密です！」「今度の配信で答えるので、お楽しみに！」など、配信の雰囲気を壊さないようなフォローを心がけましょう。

アンケートを利用して視聴者の声を配信に活かす方法

アンケートは、視聴者の意見を集める便利なツールです。

以下のようにアンケートを活用することで、視聴者の声を配信に反映させることができます。

• アンケートのテーマを配信内容に関連づける
• アンケートの選択肢は具体的に
• アンケート結果を配信で発表する

ここでは、これらアンケートを利用して視聴者の声を配信に活かす方法を紹介します。

【アンケートのテーマを配信内容に関連づける】アンケートのテーマは、配信内容に関連づけることが大切です。例えば、ゲーム実況配信なら「次回プレイするゲームを決めるアンケート」、料理配信なら「次回作る料理を決めるアンケート」など、配信内容に即したテーマを設定しましょう。

【アンケートの選択肢は具体的に】アンケートの選択肢は、具体的であることが重要です。抽象的な選択肢では、視聴者は答えにくくなってしまいます。例えば「次回作る料理を決めるアンケート」なら、「カレー」「パスタ」「寿司」など、具体的な料理名を選択肢にすると良いでしょう。

【アンケート結果を配信で発表する】アンケート結果は、配信で発表することが大切です。アンケートに答えてくれた視聴者に対する感謝の気持ちを伝えつつ、結果を踏まえた今後の配信の方向性を話すと良いでしょう。例えば「次回作る料理はカレーに決定しました！皆さんの投票ありがとうございました！次回の配信をお楽しみに！」と言うことで、視聴者は自分の意見が反映されていることを実感できます。

これら３つのポイントを押さえることで、ライブ配信にアンケートを有効活用できるでしょう。

アンケートの頻度に注意する

ただし、アンケートを実施する頻度は、配信の雰囲気を壊さない程度に留めることが大切です。

毎回アンケートを行っていては、配信が単調になってしまう可能性があります。

視聴者の反応を見ながら、適度な頻度でアンケートを実施するようにしましょう。

少数な意見こそ大切にする

また、アンケートの結果を発表する際は、少数意見も大切にする姿勢を見せることが重要です。

「今回は○○が少数派でしたが、次回はその意見も取り入れられるようにしたいと思います」など、すべての意見を尊重する姿勢を示しましょう。

そうすることで、視聴者一人ひとりの意見を尊重でき、さらなる信頼関係の構築に繋がります。

配信者自身が楽しむことが大切！

はじめての配信、慣れないうちの配信で、配信者は「何をすべきか」について、重要なポイントを解説してきました。

自己紹介では、自分の人となりを伝え、趣味や特技をアピールし、視聴者に親近感を持ってもらうことが大切です。

話題選びでは、雑談ネタ、日常エピソード、時事ネタなどを適切に織り交ぜ、視聴者を飽きさせない工夫が求められます。

そして、視聴者とのコミュニケーションでは、コメントへの反応、質問コーナー、アンケートなどを効果的に活用することで、一体感のある配信が実現できるでしょう。

自分らしさで楽しむことが一番の近道

初回配信は、ライバーとしての第一歩です。緊張や不安があるかもしれませんが、それは誰もが通る道のりでもあります。

大切なのは「自分らしさ」を失わないことです。あなたの個性こそが、視聴者を惹きつける最大の武器となります。

そして何より、配信を楽しむことを忘れないでください。あなたが心から楽しんでいる姿は、画面の向こうの視聴者にも必ず伝わります。

時には失敗もあるかもしれません。それもまた、かけがえのない経験です。視聴者と共に成長していく喜びを感じながら、配信を続けていきましょう。