ポイント!
- 動画編集の仕事は「月収15〜30万」ほどで、一般的なフリーランスとほぼ同等レベル。
- クラウドソーシングで仕事をしながら、自分で作った動画をYouTubeなどにアップしましょう。
- 動画クリエイターとしてのスキルが身につけば、年収1,000万を目指すことも可能です。
どうもー!トールです(@tooru_medemi)
YouTube動画を編集したり、広告動画を編集したり、こういった動画編集の仕事ってどんどん増えてきています。
しかも、動画編集に使うツールもどんどん便利になってきていて、初心者でもクオリティの高い編集ができます。これも動画編集をやる人が増えてきた大きな要因です。
わたしの「YouTube歴」2022.9 現在
- YouTube活動:約6年
- 運営チャンネル総数:これまでに10以上
- 動画投稿本数:1,000本以上
- 愛用編集ソフト:Wondershare Filmora
- 愛用画像作成ツール:Canva Pro
また、YouTubeをはじめとした動画編集の仕事は、副業としても始めやすいので人気があります。フリーランスとして独立する人もいるくらい。
そう聞くと、ホントに稼げるのか、どれくらい稼げるのか、この動画編集の収入って気になりますよね。
そこで今回は、動画編集フリーランスの収入事情と、年収をアップしていく戦略について解説していきます。
動画編集フリーランスの月収や年収はどれくらい?
まず、動画編集を依頼するときの相場なんですが、だいたい動画1本あたり「5,000〜15,000円」となっています。月収に換算すると、おおよそ「15〜30万」くらいになります(本業フリーランスの場合)。
簡単にまとめると、以下の感じです。
動画編集フリーランスの「収入」事情
- 動画1本の報酬額:5,000〜15,000円
- 月収にすると:15〜30万程度
- 年収にすると:180〜360万程度
副業フリーランスとして動画編集をするなら、5万円くらいが限界ではないでしょうか。小遣い稼ぎができればOKという人は、副業感覚で動画編集をやってみましょう。
ちなみに、副業と本業を含めた「フリーランス全体の平均年収」は以下のような割合になってます。
フリーランス「平均収入」※全業態
・200万未満:22.5%
引用元:フリーランス白書2020
・200〜400万未満:22.9%
・400〜600万未満:19.9%
・600〜800万未満:11.6%
・800〜1,000万未満:10.0%
・1,000万以上:11.8%
このデータを見ると、動画編集フリーランスの収入はだいたい平均的なレベルだとわかります。
また、フリーランス白書2021年のデータによると、映像制作系フリーランスの割合は「全体の2.7%」となっていて、動画編集をしている人はまだまだ少ないという印象。
ということは、まだまだライバルが少ないということ。さらに需要と供給がアンバランスなので、もっと年収は伸びていくと思います。
しかも、動画編集の始め方ってとても簡単だから、副業としてやってる人も。
クラウドソーシングで動画編集の仕事を探そう
動画編集のフリーランスをやるとしたら、どうやって仕事をもらってくるのか疑問ですよね。
特別な人脈がない限りは「クラウドソーシング」のサイトを通じて、動画編集の案件に応募をして仕事をするのが一般的。初心者ならここがスタート。
たとえば、クラウドワークスだと以下のように案件が募集されています。
こういったサイトを利用すれば、足を使って営業する必要もないし、メールを送って営業する必要もなく、募集されている案件の中から好きな仕事を選んで応募するだけです。
フリーランスで仕事をするなら、以下の3つのサイトは登録必須です。
これらのクラウドソーシングサイトは無料で使えるので、動画編集で稼ぎたいなら登録しておきましょう。
動画編集のフリーランスとして収入をアップしていく方法
ではここから、動画編集のフリーランスとして収入アップしていく方法について、いくつか紹介していきます。
まず一番大切なことは、引き受けた仕事は「全力で取り組む」こと。自分がいま持っているスキルを全て使って、最高品質のものを納品しましょう。
そして以下のような、収入アップに欠かせない2つの条件をクリアしてください。
- クライアントからの信頼される
- クライアントの予想を上回る仕上がり
まず、納期よりも早く仕事をする、言われたことを守る、連絡をマメにする、こういった当たり前のことを積み重ねていくことで「相手から信頼される」ようになっていきます。
クライアントから信頼されるようになれば「価格交渉」も有利に進められるし、もっと仕事をもらえたり、別のクライアントを紹介してくれることにも繋がるからです。
そのうえで、さらに「相手の予想を上回る」こと。たとえば以下のように、良い意味で「相手の期待を裏切る」ことができれば、相場よりも高い報酬を得ることができます。
こんなことができたら!?
- 動画編集だけじゃなく「脚本」も書ける
- 想像を超える「クオリティ」で編集できる
- クライアントに複数の提案を示すことができる
動画編集だけではなく「脚本や台本」を書けるスキルがあれば、それを含めた仕事につなげることができますし、ライバルよりも「ハイクオリティ」に動画を仕上げることができれば、それだけでも十分な価値が生まれます。
さらに、クライアントに動画を納品するとき、注文どおりに作ったものとは別に「自分の考えを取り入れて作った動画」もあわせて提案できれば、喜んでもらえるかもしれません。
クライアントから言われた通りに動画編集をするだけでなく、先を見据えたうえで最高の仕事を心掛けてください。それが結果として「収入アップにつながった」というケースはよくあるので。
こうやって動画編集の案件をこなしつつ、自分でも動画を作って発信していきましょう。
自分の作品やスキルを発信して、条件が良い仕事を狙っていく
クラウドソーシングで良い条件の仕事を取っていくには、自分のアピールポイントが多いほど有利です。
どういった編集スキルがあるのか、どのような動画を作れるのか、どれくらいの速さで納品できるのか、とにかく自分ができることは積極的にアピールしてください。
また、動画というのは作品として形に残るものなので、自作した動画を以下のような場所で発信するのもあり。
- YouTube
- SNS
- ブログ
とくに、自分のYouTubeチャンネルがあるとアピールしやすいので、YouTubeチャンネルを作って自作動画を投稿しておきましょう。
報酬が高い仕事になるほど、過去の実績やポートフォリオの提示を求められる傾向があるため、自分のYouTubeチャンネルはポートフォリオとしても活用できますよ。
また、ブログやSNSを使って自作動画を発信したり、ノウハウやテクニックなどを発信するのもあり。それを見た人から、直接仕事の依頼があることも。
情報発信するときのコツ
- 動画編集をしたい人のために役立つこと
- 動画編集のテクニックとかノウハウなど
- 自分で作った動画とか編集した動画など
こういった情報を発信していけば、動画編集フリーランスとしての「ブランディング」にも役立ちますし、こちらから営業をしなくても仕事の依頼が来るようになりますよ!
動画クリエイターとしてキャリアアップする
さらに収入をアップしていくには、動画編集だけでなく「企画」や「撮影」といった動画制作には欠かせないスキルを身につけると良いです。
このように、動画クリエイターとしてキャリアアップすれば、フリーランスでも「年収1,000万円」を目指せます。
ただ、独学で動画クリエイターを目指すのは難しいので、実際は映像制作の会社で働きながらスキルを身につけたり、動画系のオンライン講座に参加してプロから学ぶのが一般的。
講座名 | 特徴 |
---|---|
MOVIE HOLIC アカデミア | 動画クリエイターとして高単価案件を受注できるまでを学べる。案件受注に重きを置いたスクール |
デジハク | 受講者の90%以上が未経験者。選抜されたプロによる手厚いサポートがあって、早いスピードで上達する |
レバレッジエディット | プロの編集作業を完全再現しながら学ぶ業界初のカリキュラム。受講料は抑えられている。 |
クリエイターズジャパン | 現役YouTuberによる講義が中心。最短2週間で編集スキルが身につく。フリーランスのための講義もあり |
SHElikes | 女性限定。Webデザイン、マーケティングなど、動画編集も含めて29コースをすべて受講できる。 |
上記のようなオンライン型スクールだと、動画編集だけでなく仕事受注についても学べるのでおすすめ。無料説明会や無料相談などもやっているので、ぜひ有効活用してみてください。
短期間でスキルを身につけて本気で稼ぎたい人だったら、自分でも驚くくらいの成果が出せますよ。
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