ポイント!
- YouTubeのサムネイル作りのコツは、いかにして「感情を揺さぶるか」です。
- 「文字」を入れたり「明るい色」を使って視聴者の気を引きましょう。その際「文字サイズ」には注意が必要。
- また「アイコンタクト」や「感情豊かな表情」で、視聴者の心に響かせることも重要。
- 人の視覚や心理を活用して「クリックされるサムネイル」を作っていきましょう。
どうもー!トールです(@tooru_medemi)
YouTubeでは動画のクリック率って「サムネイルに依存している」ので、動画のサムネイルってめちゃくちゃ大事なんですよね。
だから、視聴者に動画を見てもらうには「サムネイルで興味を引く」ことが重要なポイント。たとえば、以下の方法で。
- 文字入れ
- 目立つ配色
- アイコンタクト
- 喜怒哀楽
こういった「4つのコツ」を使いながら、視聴者の感情に訴えかけていく。これはとても効果的です。
わたしの「YouTube歴」2022.8 現在
- YouTube活動:約6年
- 運営チャンネル総数:これまでに10以上
- 動画投稿本数:1,000本以上
- 愛用編集ソフト:Wondershare Filmora
- 愛用画像作成ツール:Canva Pro
動画の再生回数を上げたいなら、YouTubeの視聴者から「なんか気にになる」とか「見てみたい!」と思ってもらえるようなサムネイルを、頑張って作っていきましょう。
せっかく作った動画なのに、誰にも見てもらえなかったら悲しいので。
また、わざわざ画像編集ソフトを買いたくないという人は、ブラウザ上でサムネイルが作れる「Canva Pro」を使ってみてください(無料版もあり)。もちろん以下のように、サムネイル以外の画像も作れます。
「Canva」で作れる画像
- サムネイル
- チャンネルバナー
- チャンネルアイコン
- Instagram投稿画像
- Facebook投稿画像
- ブログのアイキャッチ画像 etc
このように、YouTube関連の画像だけでなく、SNSとかブログなどの画像も作れます。さらに、テンプレートも用意されているので、サイズ調整も簡単に。ホント使い勝手がいいので、わたしはかなり重宝しています。
しかも、有料版に登録しても「30日間は無料」で利用OK。無料版でも十分に使えますよ。
クリックされるサムネイル作り4つのコツ
YouTubeで動画をクリックされるかどうか、サムネイルの出来で「8割以上」が決まります。コレ、嘘じゃなくてホントの話。
もちろん動画の内容も大切なんですが、サムネイル作りはそれ以上に重要な作業。とはいえ、以下のようなコツを押さえておけば、そんなに難しくはないです。
- 文字を目立たせる
- 配色で目立たせる
- アイコンタクトを意識する
- 喜怒哀楽を表現する
こういった方法を使いつつ、視聴者の「視覚」や「感情」に訴えかけることがサムネイル作りの基本。ということで、これら4つのコツについて解説していきます。
「文字」を目立たせる
サムネイルに「文字を入れる」だけでも、視聴者のクリック率をアップさせることができます。
このとき、文字数が多過ぎると「かえって見にくくなる」ので注意が必要で、伝えたいことを端的に載せましょう。そして、以下のことには注意しましょう。
- 文字サイズはできるだけ大きく
- 文字数「8〜10字」くらい
- スマホでも読めるように
YouTubeを使っているほとんどの視聴者は「スマホユーザー」なので、スマホでの見やすさを常に考えておくといいです。次のような工夫をするのもあり。
- 文字の縁取りをする
- 背景と異なる色にする
できるだけ文字を目立たせるために、こういったテクニックも使っていきましょう。
文字を目立たせるために
- 文字が画像に埋もれないよう「縁取り」をするリスト
- 背景と同系色は使わず、コントラストをつけるリスト
文字を縁取りする
文字を目立たせるのに、一番オーソドックスな方法が「文字を縁取り」すること。もうこれは鉄板のパターンですね。
このときのポイントは、はっきりと目立つくらい「文字を縁取る」ことで、縁取りが弱いとかえって貧相に見えてしまいます。
縁取りができないとき、したくないときは、次の方法を使ってもOK。
「塗りつぶした図形」の上に文字を重ねる
縁取りせずに文字を目立たせる方法がもう1つあって、塗りつぶした図形の上に文字を重ねる方法。これは使いやすいパターンです。
塗りつぶした図形の色と、重ねる文字の色にコントラストをつけると、文字を目立たせることができます。逆に、同系色にすると目立たなくなるので注意しましょう。
たとえば、下記のような「黄色」と「黒」の組み合わせ。これは一番目立つと言われるコントラストなので、ぜひ試してみてくださいね。
あとは、サムネイル全体の色使いで目立たせることもできます。
「配色」で目立たせる
YouTubeの背景は白地なので、彩度が高い「明るめの画像」を使うことで、より目立たせることができます。
しかも「彩度が高い色」は、目立つと言われているからです。
- 赤
- 黄
- オレンジ
これらの色は「人の目を引く効果」があり、看板やロゴ、商品のパッケージなどにも使われます。
様々な色を使って「カラフル」に仕上げる
彩度の高い色を中心に、いろんな色を使って「カラフル」な仕上げにする方法です。
このように、カラフルなサムネイルにすれば、明るい動画やチャンネルというイメージを伝えられます。
全体的に「明るい色」を使う
サムネイル全体に「明るい色」を使うことでも、動画のクリック率を高めることができます。
色の種類が少なくても、明るい色をサムネイルの全体に使うことで、明るいイメージをアピールできます。
「アイコンタクト」を意識する
アイコンタクトとは「目を合わせる」ことで、これもクリックされるサムネイル作りに有効な方法です。
すなわち、[keikou]視線と視線を合わせること![/keikou]
コツとしては「白目の部分がはっきり見える」くらい画像を拡大するといいです。
たとえ、真剣な内容の動画であっても「しっかり目線を合わせる」ことで、視聴者へ熱意は伝わります。
アイコンタクトで視聴者を動かすことができる
元々、人というのは「他人の視線を察知する」ことにとても敏感です。
直接は見られていなくても、視線を感じると「脳が見られていると錯覚(疑視認識)」することがあります。
- サムネイルでカメラ目線をする
- 視聴者は見られてると錯覚する
- 気になって思わずクリックする
また、しっかりと相手の目を見つめることは「相手への好意」の表れでもあります。
『好意には、好意で返したい』
いわゆる「好意の返報性」といわれる心理状態にもなり、クリックしてもらいやすくなるんです。
「喜怒哀楽」を表現する
視聴者の感情を動かすのに「表情」も大切なポイントで、大げさなくらい「喜怒哀楽」をアピールしましょう。
視聴者は「感情表現」豊かなサムネイルを見ると、思わずクリックしちゃいますよ。
サムネイルのような静止画で伝えられる「臨場感」や「感情表現」は、動画に比べるとやはり限界があります。
サムネイルで感情や気持ちを伝えるには、かなりの「オーバーリアクション」をするくらいがちょうど良いです。
サムネイル作りで最も大切なこと
結局、サムネイルを作るときは「相対的」に目立つことが一番大切。つまり、他の動画の中に埋もれないようにすること。
いくら今回紹介したコツを使ったとしても、ライバルの動画と似たようなテイストになってしまうと、クリックされにくいです。
逆に、以下のようなパターンも。
- カラフルなサムネイルの中に「白黒」だと目立つ
- 文字を使ったサムネイルの中で「画像」だけだと目立つ
こうやって「ライバルに埋もれないよう」に目立つ。これはサムネイル作りで大切なことなので、意識しておきましょう。以下のように、あえてシンプルにするのもあり。
ライバル動画のサムネイルが似たり寄ったりだったら、あえて他ジャンルのサムネを真似するのもOK。とにかくライバルよりも目立つことが大事なので。
つねに「ライバル動画をチェック」して、それを真似するのではなく、違う感じのテイストを出していくこともポイント。二番煎じにならないようにしましょう。
また、冒頭で紹介した「Canva Pro」を使えば、コストをかけずにサムネイルが作れます。サクサク画像が作れるので、ぜひ試してみてください。
使い方については『Canvaを使ったサムネイルの作り方』で解説しているので、よければこちらもご覧ください。
サムネ作りをプロに学ぶのもあり
手っ取り早くサムネ作りが上手くなりたいなら、やっぱりプロに学ぶといいです。お金はかかりますが、確実にスキルが身につくので。
いまは動画編集とサムネ作りがセットになって学べるのが普通なので、現役プロに学びたい人はオンラインスクールを利用してみましょう。
ちなみに、女性限定なんですけど「 SHElikes(シーライクス)」というスクールは、動画編集やサムネ、Webデザインなどがまとめて学べます。無料体験もできるので、興味があれば参加してみるといいかも。
いま全部で29コースがあって、詳しくは『女性限定!動画編集とWebデザインが学べる「SHElikes(シーライクス)」料金や評判・口コミは?』で紹介しています。よければ、こちらもご覧ください。
ほかにも、動画やサムネ作りを学べるスクールには、以下のものあり。それぞれ、リーズナブルな料金設定です。
おすすめ動画制作スクール
- デジハク|未経験から動画編集を1から学べる。無料相談ありリスト
- クリエイターズジャパン|動画編集を最短1ヶ月で学べる。Adobe製品の操作方法も習得できるリスト
- レバレッジエディット|業界発「プロの動画編集を再現」しながら学べるリスト
ということで今回は、サムネイル作りのコツについて解説しました。YouTubeではサムネの出来によって再生回数が大きく変わるので、サムネイル作りも頑張りましょう。
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