ポイント!
  • Webライター初心者が月5万を目指すには「戦略を立てる」ことがポイント。
  • どれだけ「作業時間を確保ができるか」によっても稼ぎ方は変わってくる。
  • 月30万を目指していくには情報発信、キャリアアップが欠かせない。

トール

今回のテーマは『Webライターが月5万円を稼ぐ方法』について!

どうもー!トールです(@tooru_medemi

Webライターを始めるとき、どうやって「月5万」を稼いでいくか。これは重要なポイントになります。

稼げないまま辞めていくWebライターも多いなか、5万円を稼げるノウハウと行動力があれば「ライターとして生き残れる」可能性が高いからです。

どういった戦略で月収5万円を目指すのか、これについて解説していきます。

わたしの「Webライター歴」2023.6 現在
  • Webライター歴:7年目(2017.4〜)
  • 主な活動:SEOライティング、記事構成・修正、ブログ運営、ディレクションなど
  • 執筆経験:BtoB企業サイト、BtoCメディア、接骨院、人材派遣、ソフトウェア、など
  • 執筆本数:1,000記事以上
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月5万を稼ぐための作業時間を考える

Webライターとして月5万円を稼ぐためには、どれだけの記事を書く必要があるのか。まずは、これを考えていきましょう。

仮に「文字単価1円」の案件で記事を書くなら、単純計算で以下のようになります。

文字単価1円と仮定して
  • 5,000字の記事であれば「月10本」
  • 3,000字の記事であれば「月17本」

5,000字ほどの記事なら、月5万を稼ぐためには「週2本以上」書く必要があります。3,000字ほどの記事なら、週4本以上を書かなければなりません。

そこで、これだけの本数を書くための「作業時間を確保できるか?」がとても重要です。さらに案件を探したり、応募したりする時間も、これに加わってきます。

もしも、1日8時間以上の作業時間が取れないのであれば、まずは副業ライターとして「月1万円」を目指すことが現実的でしょう。

副業ライターとして稼ぐステップを、こちらの動画でも解説しています。ぜひ併せてご覧ください

初心者ライターが月5万を目指すには

Webライターとして収入を得るには「自ら仕事を取る」ことが必要で、待っているだけだと1円も稼ぐことができません。

月5万を目指していく前に、この現実をぜひ覚えておきましょう。

そして、Webライターの仕事の取り方として、以下のような方法が一般的です。

Webライターの営業方法
  • クラウドソーシング
  • エージェントサービス
  • 企業やメディアに直営業
  • SNSの募集案件に応募

初心者ライターのうちは「クラウドワークス」や「ランサーズ」といったクラウドソーシングを利用すれば、それほど実績が無くても仕事が取りやすいでしょう。

クラウドソーシング以外の方法では、ライターとしての実績や経験を問われることがほとんどです。初心者ライターにはハードルが高い方法になります。

初心者でも稼げるといった情報もよく目にしますが、現実には「簡単に稼げない」というのが、Webライターの仕事です。

クラウドソーシングで仕事を探す

初心者ライターが月5万以上を稼ぐためには、どれだけ「積極的にライティング案件へ応募していけるかが」ポイントになります。

「10件に応募して、1件受注できる」くらいの確率だと思って、ジャンルは問わず積極的に応募していきましょう。

クラウドソーシングで案件を応募するときのポイントは、以下のとおりです。

ライター案件への応募ポイント
  • ジャンルにこだわらない
  • 文字単価1円以下を狙う
  • プロフィールを小まめに更新する
  • 各案件に応じた応募時のコメントを書く(コピペしない)
  • 記事を書いたら実績としてアピールする(テストでも)

クラウドソーシングには豊富なライティング案件が募集されていますが、ジャンルを選り好みしていては時間の無駄になります。

文字単価が「1円以下」の案件を見つけたら、盲目的に応募していきましょう。

ライターとしての実績がない段階では、プロフや応募時に載せる「実績作り」を最優先させてください。

プロフィールを充実させる

プロフィールを小まめに更新することで、案件への合格率をアップすることができます。1度作ったら終わりではなく「定期的」に見直してください

とくに、ライティングの実績ができたら、その都度プロフを更新しましょう。

こちらは、クラウドワークスで載せている「わたし自身のプロフィール」です。

はじめは、書けることが少ないかもしれません。そのときは、自分の得意分野、好きなジャンル、活かせるスキル・資格、などを記載しておきましょう。

あとはライターの仕事をしながら、身についたスキルや実績を書き加えていきます。

これを繰り返していくだけで、プロフィールは勝手に充実していくので、安心してください。

応募コメント・メッセージで手を抜かない

数多くの案件に応募していくため、応募時のコメントを「コピペ」して使い回ししたくなります。

しかし、1件1件の案件に応じたメッセージを作ってから、応募するようにください。コピペメッセージは、すぐにバレます。

以下のような部分は、コピペで使い回ししてもOKです。

  • 執筆本数
  • 得意ジャンル
  • 役立つスキル
  • ポートフォリオ
  • 連絡手段 etc

これら以外、とくに「応募動機」や「自己アピール」といった部分は、コピペで使い回しせず「案件に合わせて」書きましょう。

記事を書いたら実績として記載する

どのような形でも構わないので、記事を書いたら「実績」としてアピールしてください。ライティング実績というのは、案件獲得に大きく関与するからです。

たとえば、以下の経験は立派な実績になります。

  • テストライティング
  • 獲得案件で書いた記事
  • 自身のブログで書いた記事

1つ注意する点として、テストライティングや案件で書いた記事は「公開できない」ことがほとんどです。ただし、書いた経験として「執筆本数」や「執筆ジャンル」としてアピールできます。

また、自分自身のブログやサイトで書いた記事は「立派な実績」になりますから、URLを載せて積極的にアピールしましょう。

実績作りが難しいときは、誰でも簡単にライティングの仕事ができる「サグーライティング」を利用するのもありです。

こちらの動画でも「サグーライティング」について紹介をしているので、ぜひ併せてご覧ください。

ライターが月30万以上の収入を目指すには

ここからは、Webライターの平均年収「450万円」あるいは、平均月収「38万円」を目標にした戦略を紹介していきます。ライター収入が月5万を超えたら、ぜひ月収30万円以上を目指しましょう。

ただし、クラウドソーシングの活用だけだと、月収10万を超えるのは少し無理があります。

ライター月収10万以上を目指したい、ライターとして生計を立てたい、そう思ったら最低でも以下のことには取り組んでください。

ライターの収入アップ戦略
  • ポートフォリオを作る
  • 情報発信をする
  • キャリアアップを目指す

それではこれらの戦略について、ここから解説していきます。

ポートフォリオを紹介するページを作る

ポートフォリオとは、過去に書いた記事、あるいは記事集のことです。ライティングスキルのアピール材料としても、ポートフォリオは重要な武器になります。

以下のような記事を書いたら、ぜひポートフォリオとして公開しましょう。ただし、ライターに「著作権が無い」記事については、トラブルの原因になるので公開は避けてください。

  • 自分のブログやサイトで書いた記事
  • 記名記事(ライター名が載っている記事)
  • 依頼者からあらかじめ許可を得ている記事

ポートフォリオとして公開できる記事が増えたら、ぜひ「ポートフォリオをまとめたページ」を作りましょう。自己紹介ページとしても使えます。

また、ライターがポートフォリオを作るには「note」や「WordPress」を使うのが一般的です。わたし個人としては、WordPressで開設したサイトやブログで、ポートフォリオを作ることをおすすめします。

ちなみに、わたし自身のポートフォリオを紹介したページでも載せていますが、以下のことも載せておくとアピール材料になるでしょう。

ポートフォリオまとめページに載せたい情報
  • 名前あるいはビジネスネーム
  • 顔写真(できれば)
  • 連絡先(電話やメールなど)
  • 自分の発信媒体(SNS/ブログなど)
  • スキルや資格(仕事に必要なものだけ)
  • 過去の実績や経歴(より具体的だとベスト)
  • 自分が作った作品や携わった仕事(注力した点やエピソードも)etc

ポートフォリオをまとめたページがあれば、Webサイトやブログの自己紹介ページとしても使えますし、SNSのプロフィールにURLを載せておくこともできます。

もちろん、クラウドソーシングの自己紹介やプロフィールにも使っても構いません。

ポートフォリオや自己紹介ページがあると、仕事の受注率も上がりますし、これを見た人から仕事の依頼が来る確率もアップします。

こちらの動画では「ポートフォリオの作り方や注意点」を解説をしているので、ぜひ併せてご覧ください(コメント・質問などお待ちしてます)。

情報発信をする

自ら情報発信をすることも、ライター収入をアップする上で重要なことです。こまめに情報発信をしていると、仕事の依頼がたくさん入るようにもなります。

また、ライターの収入アップという点においても、情報発信には以下のメリットがあります。

情報発信のメリット
  • 営業をしなくても仕事が入る
  • 好条件の仕事を選んで受注できる
  • 広告収入など別収入を得られる

こういった点からも、ライター月収30万を目指すために「情報発信」は欠かせません。

では、どういった方法で情報発信をしていけばいいのか。これについては、以下の方法がおすすめです。

  • SNS
  • YouTube
  • Webサイト/ブログ

どの方法で発信するにしても、情報発信をする「目的」と「ターゲット」の2つを決めておくことがポイントです。

せっかく毎日のように情報発信をしていても、目的やターゲットが曖昧だと成果にはつながりません。これらを明確にした状態で、情報発信に取り組みましょう。

どのような内容でも、相手が誰であっても、発信するときは「自分の言葉」でしっかり伝えれば大丈夫です。あなたに共感してくれる人は、ネット上に必ずいますから。

キャリアアップを目指す

ライターからキャリアアップを目指すことも、収入アップにつながる戦略です。ライターから目指しやすいキャリアとして、以下の仕事があります。

  • 編集者
  • コンテンツディレクター
  • ライティング講師

どれもライターとしての経験やスキルを活かせる仕事ですから、収入アップを目指すならキャリアアップも視野に入れましょう。

仕事の内容や必要なスキルは、以下のようになります。

編集者
  • 記事の企画、テーマ決め、キーワード選定、ライターへの発注、記事のチェック、ライターへの修正依頼、などを主に行う
  • 必須スキル:SEO、ライティングスキル、コミュニケーションなど

編集者は、頻繁にライターとやり取りをするため、コミュニケーションスキルは必須です。ディレクターが編集を兼務しているケースもあります。

コンテンツディレクター
  • メディア全体の管理、コンテンツ制作の管理・進行、コンテンツの品質管理、市場調査、ライバルサイト分析、キーワード調査、などを主に行う
  • 必須スキル:SEO、タスク管理、マーケティング、リサーチなど

コンテンツディレクターは、メディア全体を見ながらコンテンツ制作のスケジューリングや進行を管理します。SEOはもちろんですが、マーケティング、リサーチ、などのスキルも必要です。

ライティング講師
  • オンラインスクール、オンラインコミュニティ、コンサルティングなどで、Webライティングを教える。幅広いジャンルでのライティング経験があると良い
  • 必須スキル:ライティング、添削、コミュニケーション、SEOなど

ライティング講師は、幅広いライティングのスキルと経験が求められます。初心者を導いていく指導力があると、ライター業界で絶大な影響力を持てるでしょう!

キャリアアップを視野に入れて日々の活動に取り組む

将来のキャリア形成に大切なことは、日頃から「キャリアアップ」をイメージしながら仕事に取り組むことです。

ただ単に、目の前にあるWebライターの仕事をするよりも、どのキャリアを目指すのかを決めてライターの仕事をした方が、キャリアアップに近づきます。

  • どのようなスキルを身につければ良いか?
  • どういった経験を積んでいくのが良いか?

こういったことを常に考えながら、Webライターの案件選びをしたり、ライティングに取り組んでいきましょう!