ポイント!
  • メルマガを始めるとき「法律の理解」と「配信スタンド選び」が大切になります。
  • メルマガを始めたら「メルマガ登録ページ」をすぐに作るといいです。
  • メルマガ登録直後に配信される「自動返信メール」をしっかり作り込んでおきましょう。

トール

今回のテーマは『初心者にも簡単なメルマガの始め方と作り方』について!

どうもー!トールです(@tooru_medemi

メルマガって難しそうなイメージがあると思うんですけど、手順を踏んでいけば初心者でも簡単に始められるんですよ。もちろん、便利なメルマガのツールだってあります。

わたしも全くの未経験からメルマガを始めましたが、かれこれ4年以上も続けることができています。

わたしの「メルマガ歴」2023.3 現在
  • 登録者:約1,000人
  • 開封率:平均50〜60%
  • 運用歴:約4年(2018.2〜)
  • 配信スタンド:マイスピー

まず、メルマガを始めるときに注意すべきなのが「メルマガ関連の法律を守る」こと。この点については「メルマガ配信スタンド」というシステムを使えば問題ありません(詳細は後ほど)。

ということで今回は、メルマガの始め方から、メルマガの作り方、運用法などについて、手順を追って解説していきます。

なお、こちらの動画でも具体例を交えながら解説しています。併せてご覧ください。

メルマガを始めたいけど「もうオワコンなの!?」という噂が気になる人は、こちらの『メルマガ古いはウソ!メリット&デメリット相殺方法』も併せてご覧ください。オワコンじゃないというデータも載せてあります。

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メルマガ関連の法律を確認しておく(ステップ①)

メルマガを始める前に知っておいてもらいたいのが、守るべきメルマガ関連の法律。意外とこれを知らずに、メルマガ配信しちゃってる人も多いです。

最低でも「個人情報保護法」と「特定電子メール法」の2つは、メルマガ配信者としてしっかり守っていきましょう。

「個人情報保護法」
  • 個人情報を取り扱うすべての企業や団体に対して「個人情報」の取扱に関するルールを定めている
「特定電子メール法」
  • いわゆる「迷惑メール」を規制することを目的としており、メールの送信対象、送信時のルールなどを定めている

こういった法律を含め、以下のような5つのルールを守ってメルマガ配信をすれば、メルマガで問題になることはありません。

  1. 個人情報を流出させない
  2. 個人情報を第三者に開示しない
  3. メルマガ登録には事前の承諾が必要
  4. 送信者情報・お問いわせ・解除方法の明記
  5. 同意記録の保存

法律って言われるとなんだか難しく感じてしまいますが、個人情報保護法と特定電子メール法を守るために3つの対策をしておけば、安心してメルマガ配信できます。

また、冒頭でも紹介した「メルマガ配信スタンド」を使えば、これらの法律もしっかり守りつつメルマガ配信することが可能。こういった点からも、配信スタンドというのはメルマガ運営には必須ツールです。

メルマガ配信スタンドを選ぶ(ステップ②)

メルマガを始めるにあたり、まず何よりも「メルマガ配信スタンド」を選ぶことが先決です。

というのも、自力でメルマガの運営をしていくのは「ほぼ不可能」なので、メルマガの配信システムを活用していきましょう。

メルマガ配信スタンドとは
  • メルマガを配信したり、メルマガ登録リストを管理したり、メルマガを効率よく運営するためのシステム
  • 月額3,000〜10,000円くらいで利用できる
  • 無料お試しができる配信スタンドもあり

メルマガ配信スタンドには「メルマガの配信に必須な機能」がいくつか搭載されていて、これらの機能を利用すれば安心してメルマガを配信できます。

とくに以下の機能は、メルマガ運営にとって重要です。

  1. 専用の独自ドメイン
  2. 配信機能(予約/一括など)
  3. メルマガ登録フォーム作成
  4. 名前の差し込み
  5. テスト配信
  6. ステップメールの自動移行
  7. クリック解析とURL短縮
  8. エラーメールの自動処理
  9. ブラックリスト

これら9つのメルマガ配信に欠かせない機能は「メールの到達率」にも影響するので、こういった点からもメルマガ配信スタンドの利用は欠かせません。

また、メルマガ配信スタンドは「提供している会社」によって価格面や機能面で差別化されています。なので、メルマガを「利用する目的」に合わせて配信スタンドを選びましょう

たとえば、以下のような視点からメルマガ配信スタンドを選ぶのもあり。

  • コストを抑えたい
  • LINE機能と連携したい
  • カード決済機能を使いたい
  • まず無料お試しをしておきたい etc

注意点として、無料プランは「利用できる機能が制限」されていることが多いです。試したい機能が使えるかどうか、先に確認しておきましょう。

わたしの経験も踏まえながら、こちらの「メルマガ配信スタンドおすすめ7選+配信スタンドの選び方」で、コスパが良い配信スタンドを紹介しています。よければ参考にしてください。

ちなみに、個人的に一番のおすすめは「マイスピー」という配信スタンドです。

一口メモ
  • わたしの場合、クレジットカード決済機能を使いたかったので「マイスピー」という配信スタンドに落ち着きました。他の配信スタンドより多機能で、メルマガ作りも簡単にできてます。
  • マイスピーについては『マイスピーを使っている感想』で詳細をレビューしているので、興味があるようでしたらご覧ください。

メルマガ登録用ページを作る(ステップ③)

メルマガ配信スタンドを選んだら、次に「メルマガ登録フォーム」を作ってメルマガ読者を集めていきます。登録フォームは各配信スタンドで作成できます。

ただ、メルマガ登録フォームをWebサイトやブログに載せておくだけでは、なかなか読者は登録してくれません。

そこで、効率よくメルマガ読者を増やしていくために、メルマガ登録専用のページ(オプトインページ)を作りましょう。オプトインページには、以下のような特徴やメリットがあります。

「オプトインページ」とは!?
  • メルマガ登録専用のページ
  • メルマガの主旨や目的を伝えられる
  • メルマガを読むメリットを伝えられる
  • 登録時の注意事項などを伝えられる
  • 特典やプレゼントを紹介できる etc

オプトインページでは「どんなメルマガなのか」とか「メルマガで何が得られるのか」など、自分のメルマガについてのアピールをしましょう。

ちなみに、オプトインページの作り方には6つのコツがあって、これを取り入れておくとメルマガへの登録率が上がりますよ。

また、メルマガをしっかり読んでくれる読者が集まりやすいのも、オプトインページを作ることによるメリットの1つです。

一口メモ

 メルマガ登録専用のページは、何度も作り直しながら完成形に近づけていくといいです。わたしもこれまでに何度も修正しながら作りましたが、いまでも状況に応じて修正をしています。

メルマガを書いてみる(ステップ④)

ここまで準備ができたら、さっそくメルマガを書いてみましょう。ちなみに、メルマガを書くときのポイントは「短く分かりやすく」です。

メルマガ初心者は、まず以下のことを意識して書いてみましょう。

メルマガの書き方「6つのコツ」
  • 結論から書く
  • 文字数を意識
  • 目的を決める
  • 経験談や実績
  • 余白とか改行
  • 押し売り厳禁

ちなみに、メルマガは最後まで読んでもらうことがとても重要。そのためには、これらのコツを取り入れて「短くまとまった分かりやすいメルマガ」が書けるとベストです。

とはいえ、最初から上手くは書けないと思うので、まずはメルマガが上手く書ける「6つのコツ」を使ってみましょう。

一口メモ

 最初から上手に書こうとせず「読者が知りたいこと」にフォーカスすると良いメルマガが書けます。わたしのメルマガでも、読者の興味を最優先しています。

メルマガ配信の「頻度」を決める(ステップ⑤)

メルマガを書き始めたら、1つ決めておきたいことがあります。それは「メルマガを配信する頻度」について。

つまり、どれくらいのペースでメルマガを配信するか、これを決めておかないとメルマガ配信は続きません。配信頻度によっては、読者に迷惑がかかることもありますから。

ちなみに、最もメルマガの開封率が高くなる頻度は、だいたい「月1〜2回の配信」という調査データも。配信ベースとしては「月1回以上」を目安にしましょう。

メルマガの配信頻度とクリック率

引用元:SmartrMail 

とはいえ、メルマガの目的によっては月1〜2回だけの配信だと、物足りない場合があるかもしれません。

たとえば以下のように、メルマガ配信の目的をあらかじめ決めておくといいです。

  • 読者と関係性を構築する
  • 商品やサービスを販売する
  • 読者に忘れられないようにする

自分勝手なタイミング、頻度でメルマガを配信していると、結局はメルマガを解除されてしまうので注意してください。

また、メルマガの配信目的と配信頻度には目安があるので、これを参考にしながらメルマガの「目的」と「頻度」を決めましょう。

一口メモ

 通常のメルマガ、セールスするとき、目的によって頻度は変えるといいです。わたしがセールスするときは、毎日のようにメルマガを配信することもあります。

メルマガ読者を集めていく(ステップ⑥)

メルマガの成果を大きく左右するのは、やはり「メルマガ読者」をどれだけ集められるか。これにかかっています。

色々な手段を使いながら、メルマガに登録してもらえるよう工夫をしていきましょう。

ちなみに、5年以上メルマガをやってきた経験から、以下の方法だとメルマガ読者を集めやすいです。

  • 登録専用ページをつくる
  • 登録しやすいフォームにする
  • ブログとメルマガを組み合わせる
  • YouTubeでもメルマガを紹介する
  • SNSでもメルマガの案内をする
  • プレゼントや特典をつける
  • 第3者に紹介してもらう

これらメルマガ読者の増やし方7つのポイントを活用しながら、しっかり読んでくれる読者を集めていくのがポイント。

また、メルマガ読者がいくら増えようが「配信者の労力は変わらない」のがメルマガのメリットでもあります。読者が1人でも1万人でも、配信者がやることは同じ。

だから、メルマガ読者が増えれば増えるほど、加速度的にメルマガでの成果(収益)も出せるんですよ。

一口メモ

 メルマガ運営をしていくとき、大切なのは「質の良い読者」を集めること。ブログやSNSでの情報発信、オプトインページの作り込みといったことに、わたしも日頃から気を配っています。

メルマガの開封率を上げていく(ステップ⑦)

いくら頑張ってメルマガを書いても、メールをクリックしてもらえなければ意味がありません。メルマガを書きながら、さらにメルマガの「開封率(メールをクリックする割合)」を高めていく工夫もしていきましょう。

読者から読まれる確率が高くなるほど、メルマガで利益を出しやすくなりますから。

ちなみに経験上、メルマガの開封率を上げるコツには以下のものがあります。

開封率を上げるコツ
  • メールの件名を工夫する
  • 怪しくない差出人にする
  • メルマガの冒頭文を活用
  • 配信する頻度を調整する
  • 次も読みたくなる内容に

これら5つのコツを上手く活用すればメルマガの開封率はアップするので、ぜひメルマガを書くときに意識してみてください。

また、以下のデータにもあるように「メルマガのタイトル名(件名)」というのは、開封率に大きく影響します。思わず読みたくなるような、メールのタイトルを考えましょう。

株式会社ライトアップの調査結果より

また先ほども触れましたが、メルマガの配信頻度もメールの開封率に関係してきます。月1〜2回のペースで定期的にメルマガを配信しながら、開封率も継続的にチェックしていくといいです。

ちなみに、わたしは「マイスピー(MyASP)」という配信スタンドをつかっているんですが、開封率やクリック率などもワンクリック操作で計測でき超便利です。

一口メモ

 メルマガの内容についても開封率を上げていくポイント。読者のニーズや要望に沿った内容であれば、毎回メルマガを読んでくれます。なぜメルマガに登録してくれたのか、これを忘れないようにしましょう。

配信スタンドの選び方(例)