ポイント!
  • どんなに忙しくても「月1回以上」はメルマガを配信して読者に関わり続けましょう。
  • メルマガの配信回数に決まりはなく、高頻度および低頻度ともにメリットとデメリットがあります
  • メルマガ配信頻度で一番考えるべきは「読者のニーズ」を満たしているかです。

トール

今回のテーマは『理想的なメルマガ配信の頻度』について!

どうもー!トールです(@tooru_medemi

メルマガを配信していて、ふと悩むことがありました。それは「メルマガってどれくらいの頻度で配信すればいいんだろう」ということ。

これはもう永遠の悩みみたいなもので、4年以上経ったいまでも試行錯誤しています。

わたしの「メルマガ歴」2022.7 現在
  • 登録者:約1,000人
  • 開封率:平均50〜60%
  • 運用歴:約4年(2018.2〜)

わたし自身、以下のように配信頻度を変えながらテストをしてきたんですけど、その中で気がつく点がいくつかありました。

  • 毎日配信
  • 週2回の配信
  • 週1回の配信
  • 月1回の配信
  • 半年1回の配信

そして、気がついたのは次の2つ。

  • 配信頻度によりメリットとデメリットがある
  • メルマガ読者のニーズにより配信頻度は変わる

もちろん、メルマガの目的によってベストな配信頻度は変わるので、そのベストな頻度を見つけていくことがポイント。

ということで今回は、メルマガの配信頻度や配信回数について、データを交えながら解説していきます。

【無料ダウンロード】WEB記事制作の基礎知識「12ポイント」公開中!

マーケティングコストの効率化に「WEB記事制作」は欠かせません。個人事業、零細企業、中小企業にとってWEB記事の活用はとても重要です。

  • WEB記事制作のノウハウを知りたい
  • WEB記事制作とはどんなものか知りたい

WEB記事制作のプロが「基礎知識から実践テクニック」まで無料で公開しています。

企業のWEB担当、マーケティング担当、個人事業の方々をはじめ、WEB記事制作にご興味がある方はぜひご活用ください。

メルマガに登録して資料をダウンロードする

 

メルマガは「月1回以上」配信しよう!

1つの結論として、最低でも「月1回」はメルマガを配信してください。あくまでも最低ラインなので、メルマガの目的に応じて配信回数を増やしてOK。

ちなみに、オーストラリアの配信スタンド「SmartrMail」の調査によると、利用者の「90%以上」が月に1通以上のメルマガを配信しています

【メルマガの配信頻度】

メルマガの配信頻度

参照:SmartrMail 

上記のグラフを見ても分かるように、やはり「月1〜2通」が最も多いという結果になっています。

わたしの経験でも、メルマガを送り過ぎても、送らなさ過ぎても、あまり良い結果は得られません。つまり、以下のことが起こったんです。

  • 毎日配信すると「解除率」が高くなる
  • 半年に1回の配信だと「開封率」が下がる

どちらの結果も、メルマガ配信者にとっては致命的。リストは減るし、無視されるし、これって利益に直結しますから。

また、先ほどの「SmartrMail」のデータによると、配信頻度が月1〜2回だと「開封率」と「クリック率」が高くなるという結果も出ています。これは1つの目安になりそう。

【配信頻度と開封率】

メルマガの配信頻度と開封率

参照:SmartrMail 

【配信頻度とクリック率】

メルマガの配信頻度とクリック率

参照:SmartrMail 

こういったデータや、わたし自身の経験を踏まえると、やはり「月1回」がベースになります。そして以下のように、メルマガの目的によって配信頻度を変えていきましょう

「配信頻度別」メルマガの目的(例)
  • 毎日配信:積極的な価値提供や商品販売(ステップメールなど)
  • 週1配信:読者との関係性を構築する(開封率やクリック率を上げる)
  • 月1配信:読者との関係性を継続する(忘れられないように)

メルマガ登録直後だとか、新商品や新サービスの発売プロモーションだとか、積極的にメルマガ読者と関わりたいときは「毎日配信」しても大丈夫。登録解除を恐れず、利益を追求してください。

また、メルマガの開封率やクリック率を上げていきたいときは「週1回」で配信をしていきましょう。このとき積極的なセールスは行わず、読者への価値提供を心掛けるのがポイントです。

あまりメルマガを配信できないけど、読者との関係性を保つちたいときは、最低でも「月1回」はメルマガを配信してください。

メルマガの配信回数ごとのメリットとデメリット

どれくらいの頻度でメルマガ配信をするのか考えるとき、メルマガの配信回数それぞれの「メリット」や「デメリット」を理解しておくと役に立ちます。

もちろん、メリットよりもデメリットを多く感じられてしまうと、、登録を解除されたり、迷惑メールボックスに入れられたり、配信者にとってはマイナスなことばかり。

たとえば、以下のようなことが続くと、メルマガが「ウザいなあ」と感じたりしませんか?

  • 毎日送られてくる(配信頻度が高い)
  • 内容がつまらない(読むに値しない)
  • 知りたい情報が送られてこない
  • 毎回のようにセールスしてくる

こんなメルマガにならないよう、配信頻度による利点と欠点を押さえておきましょう。それでは詳しく解説していきます。

メルマガを「毎日配信」する場合

メルマガの配信頻度が高いほど、読者へのアプローチ回数は増えます。その反面「メルマガ登録を解除される」確率も高くなってしまうんです。

つまり、メルマガを毎日配信することは「諸刃の剣」とも言えます。

毎日配信の「メリット」
  • 読者へアプローチできる回数が増える
  • 読者の教育がしやすい
  • 信頼関係を築きやすい
  • 販売するチャンスが多い
毎日配信の「デメリット」
  • メルマガを解除されやすい
  • 情報の内容が薄くなりやすい

読者がメルマガに興味を持ってくれている「登録直後」であれば、毎日メルマガを配信しても解除されることは少ないです。

たとえば、あらかじめステップメールの仕組みを作っておいて、メルマガ登録直後から毎日配信をして「商品を販売する」やり方もあります。

登録直後「ステップメール」毎日配信
  1. メルマガに新規登録
  2. 数日間メルマガを自動配信
  3. 一気に信頼関係を高めていく
  4. 商品やサービスを販売する

他にも、新商品や新サービスを発売するとき、販売プロモーションの一環として一定期間「メルマガを毎日配信」するのもありです。

ただ、こういった配信をするとメルマガの「解除率」が高くなってしまいます。

ですから、プロモーションなどでメルマガを使いたいときは、普段のメルマガ配信でしっかりと価値提供をして「読者との信頼関係」を築いておきましょう。

「プロモーション」のときに毎日配信
  1. 普段から価値あるメルマガを配信する
  2. 読者との信頼関係を高めておく
  3. 新商品などの販売プロモーションをする
  4. メルマガ解除率も減らせて利益も上がる

メルマガでは価値提供とセールスの割合を「8:2」くらいにするのがベストで、メルマガ読者に共感してもらえるような内容を配信していれば、商品やサービスも売れやすくなります。

もちろん、メルマガで利益を得たいなら「ステップメール」や「販売プロモーション」は必須。わたしが使っている「マイスピー(MyASP)」という配信スタンドだと、以下のようなことができるので重宝しています。

  • ステップメール作成が無制限
  • クレジットカード決済機能が使える

これができる配信スタンドはあまり見当たらないので、やっぱり貴重です。詳しくは『マイスピー(MyASP)の使用感をレビュー!機能や口コミも』で紹介しているので、興味があればぜひご覧ください。

メルマガを「週1回配信」する場合

週1回ペースでメルマガを配信できれば、それは「理想的な配信頻度」とも言えます。本格的にメルマガを運用していきたいなら、週1回のメルマガ配信を目指してください。

ただ、この理想的なペースにもメリットとデメリットがあります。以下のようなこと。

毎日配信の「メリット」
  • クリック率や開封率が高くなる
  • ブランディングを構築しやすい
  • 読者との関係性が維持できる
  • 商品やサービスが売れやすい
週1回配信の「デメリット」
  • 読者に飽きられやすくなる
  • 配信者の作業労力がかかる

読者のニーズを満たせる情報を提供できれば、配信者としてのブランド力を高められます。そうなるとクリック率や開封率も高くなるので、商品やサービスも売れやすくなるという好循環に。

もちろん、読者との信頼関係を続けていくにも理想的なペース。

ただ、週1回ペースを続けていくにはメルマガ配信者にとっても骨の折れる作業ですし、読者も飽きてくることがあります。ときどきペースを変えるのも、1つの手としてはありです。

メルマガの配信が「月1回未満」の場合

メルマガの配信頻度が少ないと、やはりデメリットの方が目立つように。月1回にも満たないと、デメリットばかりになってしまいます。

なので、冒頭でもお伝えしましたが、メルマガを運営するなら「最低でも月1回は配信」するようにしてください。

配信頻度が少ない「デメリット」
  • 読者に忘れ去られる
  • 信頼関係が構築できない
  • メルマガを開封してもらえない
  • 迷惑メールにされる恐れがある
  • そもそもメールが届かなくなる

配信頻度が極端に少ないと「読者に忘れられてしまう」という、最大のデメリットが生じてしまいます。というのも、メルマガの存在を読者に忘れられてしまうと、もはやメルマガで利益を上げるのは不可能だから。

それを避けるためにも、月に1〜2回くらいはメルマガを配信して、読者に対して何らかの価値提供をするといいです。ぜひ存在価値を示しましょう。

メルマガの目的や登録時期によって頻度を変えてみる

ここまでの内容を踏まえて、メルマガの配信頻度をどう決めればいいのか、これを考えていきましょう。絶対的なものではないですが、参考にはなると思います。

まず、これから配信しようとするメルマガの「目的」は何ですか?

  • 情報発信か?
  • セールスか?

次に、読者がメルマガに「登録した」のはいつ頃ですか?

  • 登録したばかり?
  • 登録から時間が経っている?

たとえばこのようにして、メルマガの「目的」や「登録時期」によって配信頻度を考えていくといいです。いずれにしても、利益に繋がるメルマガというのは「配信頻度が多くなる」という傾向があります。

メルマガ頻度と経過日数

「経過日数」と「配信頻度」
  • メルマガ登録直後:配信頻度を多くして、価値提供やセールスをする
  • 登録して時間が経つ:配信頻度を落としつつ、信頼関係を構築する(セールス時は頻度を上げて配信)

こういったことを踏まえて、わたしは以下のような目安で配信頻度を決めています。

  • 利益を上げたい:短期間だけ毎日配信
  • ブランディング:週1回の配信
  • 繋がりを保つ:月1回の配信

こうやって目的に応じて配信頻度を変えていくと、メリハリがあって飽きられないメルマガに。あとは、読者のニーズを満たしていきながら、利益率の高いメルマガに育てていきましょう。

最後になりますが、メルマガの書き方なども含め、メルマガで成果を出していく流れを『メルマガの始め方と賢い運用方法』で解説しています。こちらも併せてご覧ください。

メルマガを書くときに参考にしている本です

¥1,980 (2024/03/23 19:18時点 | Amazon調べ)
\最大10%ポイントアップ!/
Amazon
¥1,540 (2024/03/29 22:31時点 | Amazon調べ)
\最大10%ポイントアップ!/
Amazon